最後のホームGPに向け冷静な姿勢で臨む
中上貴晶は、今週末が現役最後のホームGPとなるが、特に過去と違う感覚はなく、いつも通り集中して臨めていると語った。今回のヘルメットは秋を感じさせるデザインで、もてぎのレイアウトを取り入れたものになっている。先週末から導入された新しいエアロパッケージに関しては、旋回性の改善を確認しつつも、依然としてリアグリップ不足や加速時のウイリーの問題が続いていることを認めた。
中上 貴晶
「今週末は最後の現役でのホームGPとなりますが、現時点ではとくに大きく過去と異なる感覚はありません。もちろん悲しく、感情的ではありますが、いつもどおり集中出来ていると思います。もちろん週末が進むごとに変わっていくかもしれませんけどね。今回のヘルメットはより秋を感じさせるようなもので、もてぎのレイアウトも含めています。」
「先週末は新しいエアロパッケージを土曜日の朝に受けとっていますので、これを過去のものと比較して、旋回性含め確認していきました。改善は見られているんですが、リアグリップの不足、加速時のウイリーなどの問題は引き続きです。特にもてぎですので、加速時のウイリーは心配しています。ただこれをバイクのバランスで解消できればと思っていますので、今回のレースを楽しみたいですね。」
(Photo courtesy of michelin)