ポルティマオテスト短縮もアレックス・ロウズが最速 ビモータKB998リミニの進化を確認 

ポルトガルのアウトドローモ・インテルナシオナル・ド・アルガルベ(ポルティマオ)で3月9日から10日にかけて予定されていたWorldSBKテストが実施され、bimota by Kawasaki Racing Teamのアレックス・ロウズが最速タイムを記録した。当初は2日間のテストとして予定されていたが、天候の影響により走行時間は大きく制限された。ロウズは初日となる3月9日の最初のセッションで1分40秒622を記録し、これが最終的に全体のトップタイムとなった。2番手となったニコロ・ブレガ(ドゥカティ)に対して約0.5秒差をつける速さを見せた。

同チームのアクセル・バッサーニは1分41秒554で総合8番手となった。初日午前はドライコンディションで走行できたものの、昼頃から雨が降り始めて路面はウエットに変化。2日目の天候回復が期待されたが、最終日も朝から雨となり、bimota by Kawasaki Racing Teamはウエットコンディションでの走行を見送る判断を下した。冬季テストも悪天候に悩まされていたことから、テスト時間の不足を補うため、チームは3月13日にポルティマオで追加の1日テストを行う予定としている。天候は回復する見込みだ。bimota KB998リミニの次の公式戦は、3月27日から29日に開催されるポルティマオラウンドとなる。

アレックス・ロウズ

「初日はバイクのフィーリングがとても良かったです。オーストラリアでの開幕戦のあと、ヨーロッパで再び走ることができて良かったです。あちらのドライコンディションでも強さと速さを見せていましたが、ここポルティマオでも最初のラップから良いペースで走れました。冬のテストから続けてきた作業を進めることができ、ポジティブでした。自信を持って走れていましたし、いくつか新しいことを試し始めたところで雨が降ってしまいました。なので本格的にテストする機会がありませんでした。昨年のレース以来ポルティマオを走る機会がなかったので、KB998リミニの進化を確認できたのは良かったです。ポルティマオのレースウイークに向けて、まだ試すべきことがたくさんあります」

アクセル・バッサーニ

「初日は29〜30周ほど走り、ドライコンディションの中でいくつかのテストを行いました。ドライで走れたことは幸運でした。レースに向けたセットアップの作業を少し進め、特に電子制御の部分に多く取り組みました。その後は天候が悪くなってしまいました。今年は本当に天候に恵まれておらず、良いコンディションだったのはオーストラリアの2日間だけでした。これは全員にとって同じ状況ですが、ライダーにとってはあまり良いことではありません。バイクを理解し、良いフィーリングを得るためにはもっと時間が必要です。引き続き作業を続け、前向きに取り組みながら、これから数日でどうなるかを見ていきたいと思います」