
2026年ラリー・レイド・ポルトガルが開幕し、わずか3.4kmのプロローグながらも、ステージ1のスタート順を左右する重要な戦いがグランドラで行われた。2分間隔でスタートした中、2024年大会ウィナーのトシャ・シャレイナはサンディな路面を攻略し、トップタイムを記録したダニエル・サンダースにわずか1秒差の2位でフィニッシュ。ホンダ勢最上位となり、好ポジションを確保した。
リッキー・ブラベックは、1月のダカール・ラリー以来となるHonda CRF450 RALLYでの実戦復帰となったが、滑りやすいコンディションをうまくまとめ、チームメイトから2秒差の3位に入った。アドリアン・バン・ベヴェレンは「激しい」プロローグだったと振り返り、数度のスライドによりトップから5秒差の5位。スカイラー・ハウズはコーナリングでのミスが響き、トップから12秒差の8位でチームの走行を締めくくった。
最初の走行を終え、焦点はステージ1へ移る。アルエンテージョ地方の起伏ある平原を舞台に、46kmのリエゾンと180kmのタイムドセクションが待ち受ける。サンド主体の路面に加え、不安定な天候も予想されており、最終的にはグランドラ近郊で3kmの短距離スペシャルステージが1日の締めくくりとして設定されている。
ルーベン・ファリア
「我々にとって良いプロローグでした。トシャが2位で最上位、リッキーもそのすぐ後ろにつけました。アドリアンは5位、スカイラーは8位でした。非常にテクニカルで滑りやすく、乾いたサンドでグリップが得にくい難しい内容でしたが、ライダーたちは楽しんでおり満足しています。トシャとリッキーは明日に向けて良いポジションにいますし、アドリアンとスカイラーは前方スタートになる可能性がありますが、大きな問題ではありません。明日は雨の予報が出ており、ステージはほとんどサンドになると思います。全員が良い走りができるはずですが、天候の影響を見極める必要があります」
リッキー・ブラベック
「良い内容でしたし、ややハイスピードでした。予想以上に滑りやすい区間があり、コンディションや天候を考えるともう少し濡れていると思っていました。全体的には良かったです。あまり知られていないかもしれませんが、ダカール以降ほとんどバイクに乗っていなかったので、今日のようなスピードでプッシュできたのは良い感触でした。ただしレースはプロローグで決まるものではないので、これからの5日間が楽しみです。風も強まり雲も出てきているので、天候が味方してくれることを願っています。この地域の道は少し怖さもあり、雨が降れば泥でさらに難しくなります。今週は予測不能な展開になるでしょう。とにかく転倒せず走り続け、必要な場面では慎重に対応しながらフィニッシュを目指します」
スカイラー・ハウズ
「非常に短いプロローグで、いくつかのコーナーでミスをしてしまいましたが、大きな問題なく走り切れたのは良かったです。全体的なフィーリングも悪くありません。コーナーで小さなミスがいくつかありましたが、それは仕方ない部分です。ポルトガルではまだ何千キロも走ることになりますし、天候も変わり始めているので、より面白く難しいレースになるでしょう。新しいルートやこのレース特有のチャレンジが楽しみです」
アドリアン・バン・ベヴェレン
「今日はまさにスプリントのような走りでした。3kmと短いですが、非常に強度の高い内容でした。サンドでしたが非常に乾いていて、ベースは硬く、リズムを作るのが難しかったです。ただ条件は全員同じなので全力を尽くしました。何度か大きくスライドしてしまい効率的ではありませんでしたが、全体としてはポルトガルでのラリー開幕に満足しています。明日が待ちきれません」
トシャ・シャレイナ
「非常に激しいプロローグで、サンドの3kmでした。2位を確保するために強くプッシュし、トップから1秒差で終えることができました。レースは明日から始まるので、しっかり集中する必要があります。現時点ではコンディションは良好ですが、雨が予想されているので状況を見ていきます。戦いに向けて準備はできています」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。