モスト戦レース1 ブレガ レクオナとの激闘制してMostレース1優勝 WorldSBK17連勝を達成

ニコロ・ブレガ(Aruba.it Racing – Ducati)が、チェコ・ラウンドのWorldSBKレース1で勝利を挙げ、連勝記録を17へ伸ばした。アウトドローム・モストで行われた一戦では、チームメイトのイケル・レクオナとの激しい首位争いを制し、今季最も厳しい勝利を手にした。3位にはヤリ・モンテッラ(Barni Spark Racing Team)が入った。

レース序盤、ブレガはポールポジションからターン1を先頭で通過し、モンテッラ、レクオナが続いた。アルベルト・スーラ(Motocorsa Racing)は4番手へ浮上。しかしオープニングラップのターン13でダニーロ・ペトルッチ(ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Team)が大クラッシュを喫し、レースは赤旗中断となった。

ペトルッチはメディカルセンターで検査を受け、腰部と左股関節の打撲、左手第1・第4・第5指の負傷、さらに骨盤の損傷と診断された。その後、追加検査のため病院へ搬送された。レースは21周へ短縮され、元のグリッド順で再スタートした。再スタート後もブレガが主導権を握り、モンテッラとレクオナが続いた。4周目のターン1でレクオナがモンテッラを攻略して2番手へ浮上すると、すぐにブレガとの差を縮め始める。

両者の差は終盤までほとんど開かず、14周目にはブレガがターン1でワイドランしながらも首位を死守。しかし15周目、レクオナがブレーキング勝負でトップを奪取した。18周目には再び接近戦となり、19周目のターン1でブレガが再逆転。このオーバーテイクが決定打となり、ブレガは17連勝と通算33勝目を達成。トロイ・コーサーの勝利数に並んだ。レクオナは10戦連続2位となった。モンテッラはレクオナから約10秒遅れで3位表彰台を獲得した。

4位争いではアルベルト・スーラ、サム・ロウズ(ELF Marc VDS Racing Team)、ギャレット・ガーロフ(Kawasaki WorldSBK Team)が激しく競り合ったが、4周目に接触が発生。サム・ロウズがターン15で4位浮上を狙った際、ターン16でスーラと交錯し転倒を喫した。

この件はFIM WorldSBKスチュワードの審議対象となり、スーラにはロングラップペナルティが科された。その後ガーロフが4位へ浮上。カワサキ移籍後ベストリザルトを記録し、BMW時代の2024年アラゴン以来となるトップ4フィニッシュを達成した。アクセル・バッサーニ(bimota by Kawasaki Racing Team)が5位、ロレンツォ・バルダッサーリ(Team GoEleven)が6位に続いた。

アレックス・ロウズ(bimota by Kawasaki Racing Team)は14番グリッドから追い上げて7位。アンドレア・ロカテッリ(Pata Maxus Yamaha)がヤマハ勢最上位の8位となった。スーラはロングラップ消化後に9位で完走し、ステファノ・マンツィ(GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team)が10位に入った。

タラン・マッケンジー(MGM Optical Express Racing)は11位。シャビ・ヴィエルへ(Pata Maxus Yamaha)は12位でフィニッシュした。トミー・ブライドウェル(Superbike Advocates)も含めた接戦となり、ヴィエルへとブライドウェルの差はわずか0.009秒だった。

マイケル・ファン・デル・マーク(ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Team)は20番手スタートから14位まで追い上げ、復帰戦でポイントを獲得。レミー・ガードナー(GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team)はその0.006秒後方でフィニッシュした。

WorldSBK レース1結果

  1. ニコロ・ブレガ(Aruba.it Racing – Ducati)
  2. イケル・レクオナ(Aruba.it Racing – Ducati) +1.330秒
  3. ヤリ・モンテッラ(Barni Spark Racing Team) +11.222秒
  4. ギャレット・ガーロフ(Kawasaki WorldSBK Team) +14.094秒
  5. アクセル・バッサーニ(bimota by Kawasaki Racing Team) +14.568秒
  6. ロレンツォ・バルダッサーリ(Team GoEleven) +15.168秒