ブレガ ベイリスに並ぶ偉業達成 フィリップアイランド3年連続ポール獲得 FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)

2026年MOTUL FIMスーパーバイク世界選手権のティソ・スーパーポールは歴史的なセッションとなった。ニコロ・ブレガ(Aruba.it Racing – Ducati)がポールポジションを獲得し、ドゥカティにとって通算200回目のポールをもたらした。ブレガは2番手以下に0.419秒差をつけ、2008年にトロイ・ベイリスがトロイ・コーサーに0.518秒差をつけて以来、フィリップアイランド・グランプリ・サーキットで最大のポール差を記録。ドゥカティ勢がフロントローを独占した。

ヤリ・モンテッラ(Barni Spark Racing Team)はWorldSBKで自身初のフロントローを獲得。サム・ロウズ(ELF Marc VDS Racing Team)も並び、オーストラリアラウンドの最前列を形成した。最初のランではブレガが1分28秒610をマークし、暫定ポールを確保。モンテッラとサム・ロウズが続いた。開始直後にはミゲル・オリベイラ(ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Team)がターン2で転倒。#88は最初のアタックラップでクラッシュしたものの自力でピットへ戻った。しかし修復後に再走することはできず、タイムを記録できなかった。

2回目のランを前にモンテッラに0.266秒差をつけていたブレガは、さらにタイムを削り1分29秒392を記録。その後の2周目で1分28秒244まで更新し、ポールを決定づけた。フィリップアイランドでの3年連続ポールは、2006年から2008年のベイリス以来となる快挙だ。

モンテッラはブレガから0.419秒差の2番手に入り、フィリップアイランドでの強さを改めて証明。WorldSBK初のフロントローを手にした。サム・ロウズは終盤にモンテッラと順位を入れ替えながら1分28秒729を記録し、3番手でフロントローを確保した。

2列目はビモータ勢が存在感を示した。アレックス・ロウズ(bimota by Kawasaki Racing Team)は1分28秒943で4番手。ポールタイムから0.699秒差だった。アクセル・バッサーニが0.029秒差の5番手に入り、ビモータ勢が並ぶ。ダニーロ・ペトルッチ(ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Team)はBMW M 1000 RRへの適応に苦しみながらも1分29秒049を記録し、6番手で2列目を確保した。

ロレンツォ・バルダッサーリ(Team GoEleven)は終盤にブレガの背後につき1分29秒191をマーク。WorldSBKで自身初のトップ10入りとなる7番手を獲得した。ギャレット・ガーロフ(Kawasaki WorldSBK Team)は8番手で、ブレガから1秒以内に入った最後のライダーとなった。シャビ・ヴィエルへ(Pata Maxus Yamaha)が9番手でヤマハ勢最上位。ルーキーのアルベルト・スーラ(Motocorsa Racing)がトップ10を締めくくった。

一方で本来の位置ではないと感じるライダーもいる。アルヴァロ・バウティスタ(Barni Spark Racing Team)はフィリップアイランドでポール経験を持つ唯一のライダーだが、今回は12番手。直後にはイケル・レクオナ(Aruba.it Racing – Ducati)が13番手で続く。アンドレア・ロカテッリ(Pata Maxus Yamaha)はこれまでこの地でレース結果トップ7を外したのは一度だけだが、今回は15番グリッドからのスタートとなる。

WorldSBKスーパーポール トップ6

1位 ニコロ・ブレガ(Aruba.it Racing – Ducati) 1分28秒244
2位 ヤリ・モンテッラ(Barni Spark Racing Team) +0.419秒
3位 サム・ロウズ(ELF Marc VDS Racing Team) +0.485秒
4位 アレックス・ロウズ(bimota by Kawasaki Racing Team) +0.699秒
5位 アクセル・バッサーニ(bimota by Kawasaki Racing Team) +0.728秒
6位 ダニーロ・ペトルッチ(ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Team) +0.805秒