最後のKRTでのレースへ
2024年モチュールFIMスーパーバイク世界選手権(WorldSBK)の第12戦、最終ラウンドが10月18日から20日まで、スペインのヘレス・サーキット – アンヘル・ニエトで開催される。Kawasaki Racing Team(KRT)にとって、このシーズン最後の戦いは、単なる終わりではなく、次の新たな挑戦に向けた大きな節目となる。
KRTとそのライダーであるアレックス・ロウズとアクセル・バッサーニにとって、最終戦が今の形での最後のラウンドとなる。彼らは来シーズンからは「Bimota by Kawasaki Racing Team」として、新たにWorldSBKの挑戦に挑むことが決定している。なお、2025年には、Kawasaki Puccetti Racingチームがアメリカ人ライダーのギャレット・ガーロフを擁し、Ninja ZX-10RRでワンライダー体制の公式WorldSBKチームとして戦いを続けることが決定している。
アレックス・ロウズ
「シーズンはいつもあっという間に過ぎてしまいますが、ヘレスは走るのが本当に楽しいサーキットです。今回がNinja ZX-10RRでの最後のレースになるのは少し寂しいですが、チームと一緒にこの瞬間を楽しみながら、最高の結果を目指したいと思います。全体的に成功したシーズンだったので、ポディウムを狙ってシーズンを締めくくりたいです。」
アクセル・バッサーニ
「ヘレスが今年最後のラウンドになりますが、すでにテストを行い、感触は良かったです。ただし、テストとレースウィークは別物なので、金曜日にサーキットで再び良いフィーリングを得られることを願っています。最終戦を楽しみながら、来シーズンに向けて良いモチベーションを持ってスタートできるようにしたいです。Ninja ZX-10RRでの最後のレースなので、カワサキとチームのために3つの素晴らしいレースをするために、全力を尽くします。そして、みんなで一緒に楽しめるように良い結果を出したいです。」
(Photo courtesy of KRT)