スプリントレースでは抜群のスタートからホルヘ・マルティンが終始レースをリード、後続を寄せ付けず優勝。スタート直後にマルク・マルケスはブレーキングをミス、8位付近まで順位を落とすも、その後多くのライダーをオーバーテイクしながら、最終的に2位となった。3位はエネア・バスティアニーニとなった。4位はチャンピオンシップ争いをしているフランチェスコ・バニャイア、5位フランコ・モルビデッリ、6位ラウル・フェルナンデス、7位ファビオ・ディ・ジャンアントニオ、8位アレイシ・エスパルガロ、9位アウグスト・フェルナンデス、10位ルカ・マリーニとなった。
なお、レース終盤にホームストレートでマルコ・ベッツェッキを抜いたマーべリック・ビニャーレスに、マルコ・ベッツェッキが追突する激しい接触が発生。両者意識はある状況ながら、怪我の具合がどの程度か気になる部分だ。
優勝ホルヘ・マルティン
「ようやくスプリントレースで優勝出来ました。今日はマルクがもっと接近してくると思っていたんですが、ギャップがあったのでコンスタントに高速ペースを保とうと思っていました。風が強くてコンスタントではなかったので厳しいレースでした。明日は長いので集中していきます。」
2位マルク・マルケス
「1列目だと毎回何かしら問題が起きますね(笑)ターン1ではホルヘが本当に激しいブレーキングをしていて、彼に危うく接触するところバイクを起こして風もあってワイドになってしまったんです。ただペースは良かったですし、明日はミスを避けていきたいです。バイクのフィーリングも良くペースもホルヘと似ていますから、明日が楽しみです。」
3位エネア・バスティアニーニ
「簡単な週末ではありませんでした。今日もあまりスピードがなかったんですが、スプリントではスピードを発揮出来ました。スプリント3位は嬉しいですが、明日のレースではさらに上を目指していきたいですね。」
スプリントレース結果
順位 | ゼッケン | ライダー名 | メーカー | タイム |
1位 | 12 | ホルヘ・マルティン | DUCATI | 19’13.301 |
2位 | 9 | マルク・マルケス | DUCATI | 19’14.821 |
3位 | 7 | エネア・バスティアニーニ | DUCATI | 19’17.669 |
4位 | 6 | フランチェスコ・バニャイア | DUCATI | 19’20.180 |
5位 | 5 | フランコ・モルビデッリ | DUCATI | 19’22.924 |
6位 | 4 | ラウル・フェルナンデス | APRILIA | 19’28.550 |
7位 | 3 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | DUCATI | 19’29.206 |
8位 | 2 | アレイシ・エスパルガロ | APRILIA | 19’32.581 |
9位 | 1 | アウグスト・フェルナンデス | GASGAS | 19’34.427 |
10位 | 10 | ルカ・マリーニ | HONDA | 19’34.495 |
11位 | 20 | ファビオ・クアルタラロ | YAMAHA | 19’34.680 |
12位 | 42 | アレックス・リンス | YAMAHA | 19’34.784 |
13位 | 36 | ジョアン・ミル | HONDA | 19’36.829 |
14位 | 30 | 中上 貴晶 | HONDA | 19’47.356 |
15位 | 32 | ロレンソ・サヴァドーリ | APRILIA | 19’51.625 |