2026年ダカール・ラリー第4ステージ、レッドブルKTMファクトリーレーシングのダニエル・サンダースが、マラソンステージ前半を5番手で完走。ルシアーノ・ベナビデスは7位、エドガー・カネは8位で続き、KTMライダー3名全員が無事にビバークへ到着した。
この日のステージは、アルウラからマラソンキャンプへ向かう全長417kmのスペシャルステージ。78kmのリエゾン区間を含む過酷なルートには、砂の峡谷と岩場のスラブ、視認しづらいオフピステ区間が連続。外部からのサポートが認められないマラソンステージならではの条件下で、ライダーたちには冷静な判断とマシンを労る慎重な走りが求められた。

サンダースはスペシャル3番手スタート。序盤にナビゲーションのミスでタイムをロスしたが、2025年ダカールウィナーらしく後半にペースを上げ、果敢に挽回。タイヤとマシンを守りながらも積極的な走りを見せ、ステージ5番手でフィニッシュした。この結果、総合順位では首位と1分24秒差の3位につけている。
ベナビデスは7番手スタートから堅実な走りを展開。全体を通じてリスクを抑えながらも安定したペースを維持し、トップ6圏内のタイムで推移。最終的にステージ7位でゴールし、総合順位でも5位をキープしている。
ダカール・ラリーGP初挑戦となるカネは、安全を最優先にした走りで8位に入り、総合順位では4位と好位置を維持。経験を積みながら着実に前進しており、ルーキーながら注目される存在だ。
アンドレアス・ヘルツル(チームマネージャー)
「現在はマラソンビバークにいるため、ライダーたちとは短い連絡しか取れていません。インターネットや外部サポートが一切ない環境下ですが、3人とも問題なく到着しています。ダニエルは非常に良い走りを見せ、特にタイヤマネジメントが光っていました。この2日間はサービスクルーなしで走ることになるので、バイクの状態管理が極めて重要です。ラリーはまだ序盤ですが、いいスタートを切れています。ルシアーノも素晴らしいパフォーマンスを見せており、明日のスタート順も良好です。エドガーは安定した成長を続けており、ラリーGP初年度としては本当に見事な走りです。マラソンステージ前半は順調に進んでいます。明日の展開に期待しています。」
明日の第5ステージでは、マラソンステージ後半としてライダーたちはハイルを目指す。356kmのスペシャルステージに加え、リエゾン区間を含む総走行距離は414km。ナビゲーションとマシンの信頼性が、勝負のカギを握る。
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。