グレジーニ・レーシングのMotoGPライダー、フェルミン・アルデゲルが、2026年シーズンの公式テストを目前に控えたトレーニング中に転倒し、左脚大腿骨を骨折。今週バルセロナで手術を受ける予定となっており、セパンでの開幕プレシーズンテストへの参加が危ぶまれている。

20歳のアルデゲルは、スペイン・バレンシア州のアスパル・サーキットで行われたプライベートトレーニングに参加中だった。このテストはマルク・マルケスの主導で実施され、アレックス・マルケスら数名のMotoGPライダーが集まり、2026年開幕へ向けて2日間の準備を行っていた。
グレジーニの公式発表によると、アルデゲルは初日のセッション中に激しいクラッシュを喫し、救急車で病院に搬送された。検査の結果、左大腿骨の骨幹部骨折が確認され、バルセロナのデクセウス大学病院(Quironsaludグループ)で1月9日中または翌10日朝にかけて手術が行われる見通しとなっている。
アルデゲルは当時、練習用にヤマハR6に乗っていたとされ、ドゥカティからは専用車両の提供がなかった模様。R6は600ccクラスの市販スポーツバイクで、多くのMotoGPライダーがトレーニングに使用している。
術後の回復スケジュールは未定だが、MotoGPプレシーズンテストの第1弾は2月3日~5日にマレーシア・セパンで予定されており、残り日数はわずか20日。順調にリハビリが進まなければ、開幕前最初の走行機会を逃す可能性がある。
さらに、第2回目のプレシーズンテストは2月21日〜22日にタイ・ブリーラムで開催される予定であり、アルデゲルはその時点での復帰も視野に入れたリハビリ計画が必要となる。
2025年のMotoGPルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得したアルデゲルにとって、今季はトップライダーへの飛躍が期待されていただけに、この負傷は大きな痛手となる。特にグレジーニにとっても、ドゥカティサテライトチームとしての存在感を示すうえで、若きエースの欠場は避けたいところだ。
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