ターン1のミスを悔やむ
マルク・マルケスはレース序盤でのブレーキングミスを振り返り、その影響でポジションを落としたと明かした。レース前は無理せずに1周目を走ろうと考えていたが、ターン1でのブレーキングでの失敗と風の影響で後退してしまったという。明日のレースではホルヘのほうが速いと認めつつ、1周目のミスを避けることと、風やトラック温度が鍵になると考えている。タイヤ選択についてはミディアムかリアが有力とし、ミシュランの意見も考慮したいと語った。
マルク・マルケス
「今日はレース前に無理せず1周目を走行して良いレースをしようと思っていたんです。ただ、1周目のターン1のブレーキングをいきなりミスしてしまったんです。ホルヘのブレーキングは非常にハードですし、前後のデバイスを解除するために激しいブレーキングをするという側面も合ったと思います。このミスと風のせいでポジションを落としてしまったんです。その後は序盤に追い上げを開始したんですが、あまり無理せずに集中して走行しました。」
「2番手になった後に終盤にプッシュしたんですが、マルティンもしっかりと対応してきましたね。明日はまた機会があると思います。あのミスが無ければホルヘに追いついていたかもしれませんが、明日のレースでは正直なところホルヘのほうが速いと思います。まずは1周目をミスしないことですが、風、トラック温度などが非常に重要です。」
「タイヤに関してはスプリントではソフトリアが最適でしたね。明日はどうなるかわかりませんし、ミシュランの意見も参考にしたいですね。ミディアムかリアだと思いますが、終盤にタイヤが摩耗した時のことを考えていく必要があります。ストーナーコーナーは本当に好きなコーナーです。125、Moto2時代もケーシーのライディングを楽しんで見ていました。」
「自分のライディングスタイルが活かせる場所でもありますし、素晴らしいオーバーテイクがインサイド、アウトサイド両方で出来ましたから、明日もまた良いオーバーテイクをしたいと思います。」
（Photo courtesy of michelin）