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オーストラリアGP 3位フランチェスコ・バニャイア「フロントの旋回性に引き続き苦戦した」

ブリーラムでは優勝争いを狙う

フランチェスコ・バニャイアは、週末を振り返りつつ、次戦に向けて前向きな姿勢を見せた。金曜日の好調さから一転、土曜日は強風の影響で戦略の変更を余儀なくされ、4位が精一杯だったと語る。レース当日はセットアップを変更したことでバイクのフィーリングが改善され、快適に走行できたものの、依然として旋回での課題に苦しんだ。次戦のブリーラムとマレーシアについては、自分のライディングスタイルに合っていると手応えを感じており、優勝争いへの意欲を見せた。

フランチェスコ・バニャイア

「金曜は調子が良かったんですが、土曜日は風が強かったことでレースに向けて戦略を変える必要がありました。昨日は厳しい状況で4位が限界でした。今日は異なるセットアップで少しバイクが改善され、レースでも快適に感じていました。しかし昨日同様にバイクの旋回で苦戦してしまう状況でした。」

「15周以降は特にフロントをかなり無理させてしまう状況で、フロントが終わってしまったんです。なんとかリアで走行していたんですが、残り5周で今度はリアも終わってしまい苦戦しましたね。マルクのティアオフが後輪の下に入るところは見ていました。風が右方向から吹いていたので、本来は左に投げ捨てるべきでしたね。」

「ミラーのバイクにティアオフが詰まった2022年以降、ティアオフはグリッドで取らない方がいいという形になっていますが、スクリーンに巨大な虫の死骸がついていたら、それは取らざるを得なかったと思います。この後のトラックはブリーラム、マレーシアですが、高い戦闘力を発揮出来ると思っていますし、自分のライディングスタイルに合っています。ブリーラムでは優勝争いが出来る可能性があると思っています。」

(Photo courtesy of michelin)

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