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タイGP フランチェスコ・バニャイア「今週もポイントをしっかり獲得していく」

ポイント巻き返しへ意欲

フランチェスコ・バニャイアは、今週のタイGPに向け、ポイント獲得を目指して巻き返しを図ると語った。このトラックについては「自分にとって合っている」と自信を見せ、ポテンシャルをさらに発揮できると期待している。オーストラリアGPでは、セッティングのミスから苦しい戦いを強いられ、結果的にスローダウンしてレースを終える形となったが、気持ちを切り替えて臨む姿勢を見せた。

また、ポイントシステムの変化についても触れ、スプリントレースの導入によって獲得できるポイントが増えたことから、チャンピオンシップ争いにおいても可能性を維持できていると述べた。現時点での差は20ポイントとし、「この差をなんとか回収していく必要がある」と語る。

フランチェスコ・バニャイア

「今週もポイントを獲得して巻き返しを図っていきます。このトラックは自分にとっては合っているトラックです。フィリップアイランドは表彰台を連続して獲得しているサーキットですが、最速という状況ではありませんでした。今年はさらに苦戦してしまい、土曜日に間違った方向にセッティングを進めてしまっていました。自分はスローダウンしてレースが終わるのを待つしかありませんでした。ここは自分が好きなトラックでポテンシャルを更に発揮出来ると思っています。」

「2年か3年前はスプリントレースがなかったので、獲得出来るポイントが少なく、残りレースが少なるなるほどにクリティカルでした。現時点では獲得出来るポイントが多くなっています。現時点での差は20ポイントですから、これをなんとか回収していく必要があります。」

「2017年にもザルコとマルクの接触がありましたけど、スリップストリームに入ってブレーキングを行う場合、後ろのライダはスリップストリームに吸い込まれることがありますからリスクは高い状況です。ただ、その状況をしっかりコントロールする必要があります。自分もカタールでファビオ・ディ・ジャンアントニオのスリップストリームに吸い込まれて危うい瞬間がありましたけど、これはもう注意するしかありません。」

「チャンピオンシップにおいては4年連続でタイトル争いをしています。2021年は残り3戦で可能性を逃しました。ただその後は追う展開追われる展開もありましたが、アプローチは変わりませんし、プレッシャーも変わりません。少しリスクは変わりますが、いつもどおり戦っていきます。」

「正直なところ自分はブレガがMotoGPに乗る姿を見たいですね。イアンノーネにとってマレーシアは簡単なトラックではないでしょう。昨年もアルヴァロ・バウティスタが苦戦していましたからね。ただ、彼はMotoGPバイクを良く知っていますし、楽しんで走行出来るでしょう。」

「2016年、2017年当時のバイクとは大きく異なっていますから、イアンノーネにとっては未知のバイクでしょう。自分は2016年型は乗ったことがありませんが、現在のバイクはよりいろいろなライディングスタイルを受け入れるような作りになっていると思います。」

「とは言え、スピードを発揮するのはアグレッシブに扱う必要がある部分があります。ポテンシャルは非常に高いんですが、バイクをかなりプッシュする必要があるんです。ですから、アルヴァロ・バウティスタがスピードを発揮出来なかったのは、彼が遅いからではなく、MotoGPバイクを限界までプッシュするのは容易ではないからです。」

(Photo courtesy of michelin)

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