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タイGP マルク・マルケス「チャンピオンシップ3位争いが自分にとっては重要」

2025年を見据えて作業をしていく

マルク・マルケスはタイGPでの展望を語り、ホルヘ・マルティンやフランチェスコ・バニャイアの強さを認めつつも、自身も表彰台を目指す姿勢を示した。チャンピオンシップ争いについては、ホルヘ・マルティンにアドバンテージがある状況を分析し、バニャイアにはリスクを取る必要があると見ている。「ペッコは2度の経験があり、ホルヘはこれに挑戦している状況」とし、両者の戦いが激化することを予想した。

今シーズンについては目標を達成したとしつつも、残りのレースでコンスタントに力を発揮し、来年や2025年を見据えた改善を続けたいと語った。「今は3位争いをしていますが、これが自分にとっては重要です」と、自身の戦いに集中する姿勢を見せた。また、チャンピオンシップ争いにおいても自分の全力を尽くすだけだと強調し、過去の経験からも他ライダーへの影響を意図したわけではないと改めて述べた。

マルク・マルケス

「ホルヘ、ペッコはさらに強さを発揮してくるでしょうから、優勝を狙うのは難しいでしょう。とは言え、過去のレースはコンスタントさもスピードもありましたから、ここでも表彰台を狙っていきます。」

「チャンピオンシップにとって両者は今厳しい状況でしょうね。自分もこういったシチュエーションは長い間ありませんが、ポイントが接近している時は苦しいのみです。現時点ではホルヘにアドバンテージがあり、ペッコは少しリスクを取る必要があるでしょう。しかしペッコは2度の経験があり、ホルヘはこれに挑戦しているという状況ですよね。」

「レース後もコメントしましたけど、あれは単純にマルコ・ベッツェッキのミスです。すでにストレートの時点でマーべリック・ビニャーレスが前にいましたから。エアロダイナミクスに注目が集まりがちですが、エアロダイナミクスがなかったとしても同じような事故は発生すると思います。」

「今シーズンのゴールは達成していますが、残りのレースの中でコンスタントに戦闘力を発揮していきたいですね。まだ改善出来ることもありますし、来年に向けての課題もあります。2025年を見据えて今から作業を続けていけば来年に向けて助けになると思っているんです。」

「チャンピオンシップ争いの中で走る上では自分の全力を発揮することだけを考えています。今は3位争いをしていますが、これが自分にとっては重要です。結果的にどちらかのライダーを助けることになったとしても、コントロールは出来ないことです。もちろん2015年においても自分は全力を尽くして走っていただけです。コントロール出来ることではありませんよ。」

「イアンノーネが戻ってくるとしたら嬉しいです。彼とは何度も素晴らしいバトルをしてきましたから。ただ、4年間のブランクがある状況でいきなりMotoGPバイクに乗るわかですから簡単ではないでしょう。もしかしたら彼ならスーパーマンのように結果を出せるかもしれませんが、楽しみですね。」

(Photo courtesy of michelin)

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