終盤の改善に手応え

ペドロ・アコスタは厳しいレース展開ながらも完走に満足し、この経験を今後に活かしていきたいと語った。序盤はウォームアップからリズムを掴めず、一部のコーナーでワイドになるなど苦戦を強いられたが、終盤には驚くほどのペースで走行することができたという。ジャックとのアグレッシブなバトルを楽しみ、次戦に向けて「レース序盤からしっかりタイムを出せるようにしたい」と語る。

ペドロ・アコスタ

「いずれにしても完走が出来ましたし喜ぶべきです。こういった形で続けていきたいですね。今日は自分達の日ではありませんでしたけど、この経験を活かしていきたいですね。今日はウォームアップではリズムが良くなかったですし、いくつかのコーナーではワイドになってしまいました。終盤は自分でも不思議ですが素晴らしいペースで走行が出来たんです。」

「表彰台争いが出来たのは良かったですし、ジャックはアグレッシブなライダーですから楽しいバトルが出来ました。今後はレースの前半でしっかりとタイムを出せるようにしたいですね。」

「Moto2ではレインコンディションで余り競争力を発揮出来ませんでしたが、Moto2のダンロップタイヤが極めてトリッキーでしたけど、なぜかKTMのMotoGPライダー達は皆このコンディションで競争力を発揮しています。KTMが素晴らしい開発をしてくれているんだと感じています。」

「今日はブレーキングディスクを暖めるのに時間がかかりました。それにリアタイヤがプッシュ出来るようになるまでにも時間もかかりました。序盤はフィーリングが得られず、ターン1、ターン3でワイドになってしまう場面もありました。ただ5周ほど走行した後にスイッチが入った形でフィーリングが改善したんです。」

(Photo courtesy of michelin)