アプリリアファクトリーにはホルヘ・マルティンとマルコ・ベッツェッキが新加入。ホルヘ・マルティンはサテライトチームでDucatiファクトリーを抑えたチャンピオンとして、走行開始時には大きな注目が集まった。
ホルヘ・マルティンは走行開始から数周ですぐにトレードマークであるターン5での肩摺りを披露。すでにアプリリアでの感触が良いことを感じさせた。なおマルコ・ベッツェッキと同様にフロントエンドのフィーリングにすぐに好感触を得ているようだが、安定して高速ラップタイムを刻むことについては改善の余地があると感じているようだ。
ホルヘ・マルティン
マルコ・ベッツェッキ
マッシモ・リヴォラ
「非常に良い1日でした。ライダーの変更だけでなくテクニカルディレクター、クルーチーム、メカニックの変更もあります。大きな変化があったテストでしたね。昨日の時点から新しいチームがビルドアップしていくのを見ていて素晴らしい気持ちです。すでにチーム全体が協力して良いフィーリングだと思います。冬季期間中に次回のテストに向けてプッシュする大きなモチベーションになると思います。」
「ホルヘ・マルティンのインプレッションは非常にポジティブなもので、我々が予想していた以上の感想でした。どんどんフィーリングは改善していくでしょうが、全体的に彼はバイクを大きく気に入ってくれたようです。ただ、画面越しに彼がバイクと格闘している部分も感じましたので、これを改善していきたいと思っています。マルコ・ベッツェッキもバイクに対してのコメントは似ていて、2人とも上手く協力していけそうですね。」
「ライダー達は2024年型を試した後に2025年型を試していますが、2025年型は良い方向性にあるようです。セパンに向けてはこれをベースに進めて行ければと思っています。」
（Photo courtesy of michelin）