グレシーニ・レーシング MotoGPチームが2025年シーズンのプロジェクトを正式に発表した。1月18日、イモラ・インターナショナル・サーキットにて行われたプレゼンテーションでは、アレックス・マルケスとフェルミン・アルデゲールが新しいパステルブルーにクロームをあしらったスタイリッシュなリバリーを初披露。今年は若いラインアップとともに、トップ争いを目指していくと意気込みを見せた。

プレゼンテーションでは、チーム創設者のファウスト・グレシーニを偲ぶ時間が設けられたほか、イモラ・サーキットを数周走行し、グレシーニ・レーシングの歴史を紹介するミュージアムや映画テーマのトンネルも展示された。過去から未来への旅を象徴するようなイベントで、2025年型ドゥカティ「デスモセディチ GP24」のお披露目が行われた。

アレックス・マルケス

「チームと一緒に3年目のシーズンが始まりますが、この冬はとても長く感じました。昨年は良い形で終わり、もうすぐレースが始まるということでワクワクしています。この新しいカラーリングは本当に素晴らしく、皆さんにも気に入っていただけると嬉しいです。この色が良い結果とともにシーズンを彩れることを願っています。オフシーズン中は肉体的にも精神的にも万全の準備を整えました。」

フェルミン・アルデゲル

「MotoGPライダーとして初のチームプレゼンテーションということで、いろいろな意味で初めて尽くしの経験です。この新しいカラーリングはとてもアグレッシブで、チームの精神をうまく表現していると思います。このチームは長年素晴らしい伝統を築いてきたので、その一員となれて光栄です。コースに出るのが待ちきれませんが、今回の発表もシーズンに向けた大きな一歩だと思います。」

ナディア・パドヴァーニ(チームオーナー)

「素晴らしい2024年を終え、2025年はさらに高い期待を持って臨みます。経験豊富なチームと才能溢れる2人のライダーが揃い、これまで通り観客を驚かせる準備は整っています。フェルミンはチームに加わったばかりですが、すでに私たちの心に深く入り込んでいます。一方、アレックスには毎レースでトップ5争いを期待しています。この新プロジェクトに非常に満足しており、クロームを取り入れた新しいマシンは特別な輝きを放っています。私たちは準備万端です!」