ディ・ジャンアントニオ、開幕戦へ 左肩の回復には不安も
ファビオ・ディ・ジャンアントニオは、開幕戦に向けて強い意欲を示している。怪我の影響で十分なテスト時間を確保できなかったことを悔やみながらも、早くバイクに乗り、新たなセットアップを試し、チームとの作業を進めたいと語った。失われた時間を取り戻せると自信を見せているが、左肩の状態にはまだ不安が残るという。トレーニング中にも痛みがあり、完全な回復には時間が必要な状況だ。
今週末の目標としては、バイクに慣れること、そしてマシンの特性を理解することが最優先事項だと考えている。昨シーズン終盤の欠場に加え、プレシーズンテストも満足に走れなかったため、圧倒的に周回数が足りていないことを強調。まずは走行を重ね、バイクのフィーリングを取り戻すことが重要だと語った。
ファビオ・ディ・ジャンアントニオ
「開幕戦が待ちきれません。怪我のせいで多くのテスト時間を失っていますからバイクに早く乗りたいです。多くの新しい内容を試したいですし、チームとの作業がしたいです。チームと共に失った時間をしっかりと取り戻していくことが出来ると思っています。」
「怪我の状況は良くなっていますが、左肩の状況はまだですね。トレーニングをする中で左肩はやはり痛みます。ただ、それ以外については悪くないコンディションだと思っています。」
「今週末についてはバイクにしっかりと慣れること、バイクの良い点と悪い点を理解することだと思っています。周回を重ねてバイクのフィーリングを取り戻していくことが重要だと思っています。昨年は終盤のレースを欠場して、プレシーズンテストも無駄にしていますから周回数が圧倒的に足りません。」
「ホルヘ・マルティンが出場できないことは残念です。自分の場合はテストを走行出来ませんでしたが、彼の場合は開幕戦を走れないわけですからね。彼がしっかりと回復してトラックに戻ってくることを願っています。」
（Photo courtesy of michelin）