2025年開幕戦のスプリントレースが終了した。スタートは序盤からポールポジションスタートのマルク・マルケスがリード、すぐ後ろにアレックス・マルケスが続き、フランチェスコ・バニャイアは少し離される展開となった。レースは大きなドラマは発生せずに、マルク・マルケスがポールtoウィンを達成。Ducatiレノボチーム移籍後初の優勝を飾った。

2位は弟のアレックス・マルケスとなり、3位にはフランチェスコ・バニャイアが続いた。フランチェスコ・バニャイアは昨年同様にスプリントレースでペースが上がらない問題を抱えていると語っており、今シーズンでの改善が期待される。

そして4位はフランチェスコ・バニャイアの後ろに終始付いて走行したルーキーの小椋 藍。アプリリア最高位であることは変わらず、明日の決勝レースでも注目だ。5位はフランコ・モルビデッリ、6位アコスタ、7位ファビオ・クアルタラロ、8位ブラッド・ビンダー、9位ジョアン・ミル、10位ヨハン・ザルコとなった。

マルク・マルケス(SPR:優勝)

「完璧な土曜日でした。バイクのフィーリングは本当に良くてコンスタントに走行出来ました。すぐにギャップを作ることが出来たので、このギャップを維持することに集中しました。Ducatiレノボチームとの旅が最高の形でスタートしたことを嬉しく思います。明日が何よりも重要ですが、シーズン最初のポールポジションと優勝を達成しました。明日は最低でも表彰台、可能ならば優勝を狙います。」

アレックス・マルケス(SPR:2位)

「本当に嬉しいです。全てがスタートと1周目で決まったと思います。マルクは序盤に素晴らしいプッシュとスターとでしたね。今日は彼の後ろでフィニッシュするしかありませんでした。良い形でスプリントをスタートをすることがゴールでしたので、今日のマルクの走行ラインや走りを見て、明日はさらに改善していきたいです。」

フランチェスコ・バニャイア(SPR:3位)

「昨日の走行やテストの内容を考えると表彰台を獲得出来たことは嬉しいですね。しかしスプリントに関しては昨年と同じくエントリーに問題を感じているので、引き続き作業が必要です。開幕戦で良い走りが出来たと思いますが、プッシュするにはリスクが大きいと感じました。3位は悪くない結果ですね。」