ミス出来ない週末で完璧なレース
マルク・マルケスは、全セッションをリードした理想的な週末を振り返り、いかなるコンディションでも快適な走行ができたと満足感を示した。序盤はタイヤを温存しつつも好調なフィーリングを得ており、チームの作業にも感謝を述べた。また、チャンピオンシップ争いの中ではミスを避ける重要性を再確認し、今回の勝利を「必須だった」と位置づけた。ホームGPを前に兄弟での祝福の機会も喜び、次戦への意気込みを語った。

マルク・マルケス
「すべてのセッションをリード出来た完璧な週末で、いかなるコンディションでも快適でした。予想したようにこの週末素晴らしいスタートが出来ましたが、ライバルもセッションごとに接近してきていましたね。レースでは序盤からフィーリングが良かったんですが、5周目以降はよりフィーリングが改善しました。序盤はタイヤを温存しようとしていたんですが、良い内容でしたね。チームも素晴らしい作業をしてくれました。明日はテストがありますからさらに前進していきたいですね。」
「チャンピオンシップ争いをするのであれば、オースティンのようなミスは避けなくてはいけません。オースティンは大きなミスでしたし、今日は本当に集中していました。7周残り程度でミスを避けようとあらためて注意をしながら走行していた時に47秒前半でした。そこから少しスピードを上げて集中を維持し、最終ラップは楽しんで走行出来ました。ヘレスでは彼が優勝した時に表彰台でお祝いが出来なかったのが残念でしが、今回は共に祝福出来て嬉しかったですね。」
「自分達のホームタウンはここから車で2時間程度です。ですから本当に最高の日曜でした。次回のホームGPとなるカタルーニャはアレックスのほうが速いので、順位は入れ替わるかもしれませんね。今はこの瞬間を共に楽しんでいます。」


「今年はタイからヘレスに書けて良いレースが出来ていました。ル・マン、シルバーストーンは苦戦した理由がわかっていました。アラゴンではプレシーズンと同様に良いフィーリングでした。昨年はここでの優勝は特別なものでしたが、今回の優勝はいわば必須でした。チャンピオンシップ争いをしたいのであれば、ここでの優勝は必須でした。ヘレス、オースティンという得意なトラックで50ポイントを失っているわけですから、しっかりと得意なトラックでのポイント獲得が必要だったんです。」