予選で初のフロントロー、スプリントでも好走

マルコ・ベッツェッキはドイツGPの予選で初のフロントローを獲得し、スプリントでも力強い走りを披露した。決勝では最終ラップでマルク・マルケスにかわされたものの、トリッキーなコンディションの中で予想以上のパフォーマンスを発揮。セクター3でのマルクの強さに圧倒されながらも、自身とチームの努力に満足感を示した。明日の本戦ではドライコンディションが予想される中、ファビオ・ディ・ジャンアントニオとマルクを警戒しつつ、ウォームアップでの改善とスタートの成功を誓った。

レース内容とバトルへの手応え

「予選で1列目も初めてでしたし良いレースでした。スプリントも内容が良かったですし、マルクには最終ラップで抜かれたものの、バトルの内容も良かったと思います。もちろん優勝できれば最高でしたけど、素晴らしいパフォーマンスを発揮できましたし、このトリッキーな状況で想像以上のレースでした。」

チームと自身の改善に手応

「今日はチームもすばらしい作業をしてくれましたし、自分自身もバイクの改善に尽くしました。マルクは特にセクター3で高速でトラクションが素晴らしかったです。しかし明日も重要なレースがありますから、今晩データを分析して挑みたいと思います。最終ラップは全力を尽くしていましたが、マルクがどんどん差を詰めてきました。マルク相手に守りきるのは難しかったですね。いずれにしても良いレースでした。」

ドライでの本戦へ向けた意気込み

「明日のレースはドライでタフになるでしょう。ドライペースではマルクとファビオ・ディ・ジャンアントニオが高速です。明日はウォームアップでさらにスピードを見つけていきたいと思います。レースにおいてもスタートを失敗しないようにしていきたいと思います。」