苦戦を乗り越えたアレックス、兄と王者に迫る準備整う

オーストリアGP初日のセッションでアレックス・マルケスは、パニガーレからの乗り換え直後にやや苦しんだものの、徐々に走りが安定し、自らのリズムを取り戻した。ハードタイヤのテストによってタイムは一時的に落ちたが、それでも全体としてはポジティブな一日だったと振り返る。

アレックス・マルケス

「ポジティブな一日でした。パニガーレに乗った後の最初の走行では少し苦戦しましたが、そこからは順調でした。ハードタイヤを試したことで多少タイムは落ちましたが、すぐに自分たちのペースに戻せました。完璧なペースではありませんが、マルクとペッコとの差を詰める余地はまだあります。彼らは今のところ少し余力があるように見えます。」