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ハンガリーGP 優勝マルク・マルケス「日本かインドネシでマッチポイントを迎えたい」MotoGP2025

ハンガリーGPで優勝、マルケスがリズムと集中力を維持

マルク・マルケスは、ハンガリーGPのレースを通して高い集中力と自分本来のリズムを維持し、快調な走行を展開した。序盤には接触やポジションロスといった困難もあったが、危なげなく走りきって優勝を手にした。今後もミスを避け、すべてのレースに同じ気持ちで挑む姿勢を強調しながら、タイトル獲得のチャンスは日本かインドネシアで迎えたいと意欲を語った。

スプリントレースから本戦への好調を維持

「スプリントレースでは快適に走行出来たと言いましたが、今日もレースの序盤を除けば前に出てからは自分のリズムで走行が出来ました。集中を保つ事もできましたし、すべてが機能していて自分のライディングスタイルもトラックに合っていました。土曜日から改善を続けてセッションごとにライディングが良くなっていきましたね。」

ターン1・2の接触についての説明

「ターン1はマルコがインサイドにいることはわかっていました。並んでインに入りましたが、マルコが完全に止まり切れるか不明だったためブレーキをリリースしました。それでポジションを落とすこともわかっていました。ターン2は自分のミスです。通常後ろで走行するライダーがしっかりとコントロールをする必要があるからです。彼のコーナーリングスピードがもっと高いと思っていましたが、スロットルを開けた時に彼がインに寄ってきたことで接触してしまいました。非常に危険な状況でしたがコントロールが出来ました。それ以降はリアタイヤの温度をコントロールしながら良いペースを探しながらの走行でした。」

タイトル争いと今後のレースへの意気込み

「今後の自分のメンタルとしては集中を続けていくのみです。プッシュしている時は快適に走行出来ます。カタルーニャは自分にとって得意なトラックではありませんが、どうなるかですね。ただタイトル獲得のチャンスについては日本かインドネシアで迎えたいと思います。ミサノでもそういった可能性を迎えるということはカタルーニャで弟が大苦戦した結果になるわけですから、それは避けたいですね。」

ライバルとの競争とトラックへの適応

「通常14回のレースをする中で優勝を続けることができるとは思いません。ただ、今週は序盤から快適でした。オーストリアではマルコが強く、フェルミンも素晴らしい追い上げでした。次回のカタルーニャでもそうですが、すべてのレーストラック、コンディション、レイアウトでトップ3を獲得することが重要です。土曜、日曜に自分よりも速い選手がいれば受け入れて2位で完走を目指します。」

バラトンの評価と多様なサーキットへの対応

「バラトンは十分に安全なトラックだと思いますし、オーバーテイクもしようと思えばできるトラックです。カレンダーが22戦ある中では、こうした異なる作りのトラックもあって然るべきでしょう。」

今季の安定感と将来への展望

「今のこの好調さを失いたくないと思っています。過去にはスピードがありましたがミスをしてしまったこともありました。今回はより状況をコントロール出来ているように思いますが、ミスは出来ません。そういった意味もあってすべてのレースに同じように挑みたいと思っています。まだ2025年も残っていますし、2026年はまだ先ですね。」

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