今週末の手応えと慎重な姿勢
ペドロ・アコスタはカタルーニャGPを前に、マシンが着実に進化しておりトップ5で戦える感触を得ている一方で、表彰台常連への道はまだ険しいとの見方を示した。路面コンディションや新しいエアロパッケージの挙動が読めないことから、金曜の走行で状況を見極める構えだ。また、マルク・マルケスの復帰をスポーツ史に残る偉業と称えつつ、若手ライダーの成長環境についても言及した。
トップ5の手応えと表彰台への課題
「ここでは苦戦したり良くなったりという感じですが、金曜に走行を開始しないとなんともわかりません。バイクは改善を続けていますし、トップ5で走行できるようになってきています。表彰台常連はまだ難しいとは思っていますけどね。」
新エアロパッケージへの期待と警戒
「KTMは路面コンディションが悪い際も強みがありますが、昨年は苦戦していました。今週末にどのような走行ができるかは自分でもこれから観察していく形ですね。新しいエアロは異なる性格のトラックで試してきました。ダニ、ポルが素晴らしい作業をしてくれてる証拠ですね。今週末はどのような挙動かわかりませんので、オープンな気持ちで挑みます。」
マルク・マルケスの復帰を称賛
「今年はマルクがチャンピオンを獲得するでしょうが、これはスポーツ史における最も偉大な復帰だと思います。マイケル・ジョーダンもバスケに復帰した時もそうですが、MotoGPライダーの中でこうしたスポーツ史上で歴史に残る復帰を果たしたのがマルク・マルケスだと思いますね。」
若手ライダーの育成と段階的な成長の重要性
「マヌエルがまだステップアップしないのは彼にとっては良いことだと思います。下のクラスで走行と経験を重ねることができますし、ブラジルのように新しいトラックを慣れたクラスで経験することが出来ますから。」