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サンマリノGP2位 マルコ・ベッツェッキ「持てるものをすべて発揮したレースで文句は言えない」 MotoGP2025

ベッツェッキ、優勝への執念を見せるも悔しい逆転劇

マルコ・ベッツェッキは、変化の激しいコンディションの中で勝利を渇望し、全力でプッシュする走りを披露した。ミディアムタイヤの選択が功を奏しながらも、ブレーキングの難しさが徐々に浮き彫りとなり、決定的な場面でのフロントのロックがマルク・マルケスに逆転を許す展開に。それでも終盤まで攻めの姿勢を崩さず、フィジカルの限界に挑むレースを貫いたベッツェッキは、応援してくれたファンへの感謝を胸に、悔いのない表彰台を迎えた。

雨上がりのコンディションでの挑戦とタイヤ戦略

「今日は全力でプッシュしていましたし、自分自身今日は本当に優勝を望んでいました。昨日の雨もあって今日のレースのコンディションは不明でした。ミディアムタイヤで今朝は走行をしていましたが、どのような状況になるかはわからない状態でした。マルクにアタックするためにプッシュしていましたが、そのタイミングは訪れませんでした。持てるものをすべて発揮したレースでしたから文句は言えませんね。」

フロントロックによる失速と逆転の瞬間

「昨年は使えなかったミディアムが今年は使用出来たんですが、徐々にブレーキングで苦戦をするようになってしまいました。ミスがあったコーナーではフロントがロックしてしまい、コーナリングがワイドになってしまったんです。これでマルクに抜かれました。その後はマルクに接近してオーバーテイクの機会を伺っていたということです。」

フィジカルの限界に挑んだ過酷なレース

「マルクも終盤は全力だったと思いますが、自らチャンスを作りにいってオーバーテイクするしかないと思っていました。フィジカル面では非常にタフでしたね。長いレースでしたし路面コンディションが良いので常にプッシュ出来でしまうんです。自分を応援してくれたファンに向かってレース後は駆け寄っていったわけですが、明日がもう動きませんでした。表彰台から多くの応援してくれるファンを見ることが出来たのは最高でしたね。」

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