サイトアイコン 気になるバイクニュース

ミサノテスト ホルヘ・マルティン「新しいハンドルバーでコントロール性が改善した」MotoGP2025

新型ハンドルバーでマシンのフィーリングが向上

オーストラリアGPで新たなハンドルバーを導入したホルヘ・マルティンは、マシンのフィーリングが大幅に改善したと手応えを語った。従来より高い位置に変更されたハンドルはコントロール性を高め、フィジカルの負担も軽減。初日の走行からペース向上が見られたことに加え、電子制御やマッピングの調整も順調に進んでおり、ベースセットアップは完成度が80%に達したという。一方で、同僚マルコのマシンとはスイングアームの長さなどで仕様に違いがあり、さらなる最適化を目指して模索が続いている。完璧な状態にはまだ届かないながらも、大きな前進を実感しているようだ。

ハンドルバー変更によるライディングの変化を実感

「バイクのポジションが大きく改善しました。新しいハンドルバーを試していたんです。オーストラリアのレースウィークで使ったものですが、レースウィークにこういった物を判断するのは難しいですからね。これのお陰でバイクのコントロールができるようになりました。フィジカル面でも楽に感じることができました。これでペースが期待できますし、今日すでにペースは改善しています。すべての作業がポジティブでしたが、ハンドルバーが最もポジティブな変化でした。この後は新しいマッピングや電子制御を試しています。全体的に良い内容ですし、後は細かい内容の理解ですね。」

マルコのマシンとの比較と今後の展望

「マルコのバイクとはいくつか仕様が異なるんですが、今回で自分のバイクもハンドルが高い位置になりました。また、彼のバイクのほうがスイングアームが長く、それが機能しているようです。今後のレースではどうかはわかりません。フロントにポジションが良くなってきたことが重要ですね。ベースセットアップはレース時点で60%、今は75%、80%といったところでしょうか。まだバイクを100%でプッシュできる状況ではありません。ただ大きく前進していますね。」

モバイルバージョンを終了