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アラゴン戦 レース1 ラズガットリオグルがアルゴン初勝利で13連勝達成、ブレガとの死闘を制す

トプラック・ラズガットリオグル(ROKiT BMWモトラッドWorldSBKチーム)が、アルゴン・ラウンドのレース1でニコロ・ブレガ(Aruba.it レーシング – ドゥカティ)との激闘を制し、13連勝という自身の最多連勝記録に並んだ。スペイン・モーターランド・アルゴンでのこの勝利は、ラズガットリオグルにとって同サーキットでの初勝利でもある。

序盤から激しいバトルが展開

スタート直後からレースは白熱。ターン1でラズガットリオグルが先頭に立つも、ブレガはターン7でアレックス・ロウズを交わし、ターン16で再びトップに浮上。ターン8でラズガットリオグルがリードを取り返し、その後もターン1やターン2でポジションを奪い合う展開が続いた。

5周目にはブレガがターン1で再び先行。しかしラズガットリオグルはターン15で応戦し、2人は何度もポジションを入れ替えた。7周目、ブレガが再びターン1で先行するが、ラズガットリオグルはターン15で抜き返す。次の周も同様の攻防が続き、10周目にはラズガットリオグルがブレガとのギャップをわずかに広げることに成功。

13周目にはドゥカティのブレガが再びターン1で仕掛けるも、ラズガットリオグルが冷静に守る。最終ラップでは0.338秒差まで詰め寄られるも、ターン16〜17の出口でリードを守り切り、0.030秒差でチェッカーを受けた。

この勝利でラズガットリオグルは今季19勝目。1シーズンでの自己最多勝利数を更新し、ブレガは自身通算48度目の表彰台を獲得。サム・ロウズ(ELF マークVDS レーシング)は3位で表彰台を締めくくった。

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