2026年シーズン開幕に向け、MotoGPのプレシーズン日程が正式に発表された。既に来年のシーズンローンチが2月6日・7日にクアラルンプールで開催されることが決まっていたが、テストスケジュールの全容が明らかとなった。プレシーズンは、1月末のシェイクダウンテストからスタート。対象はファクトリーチームのテストライダー、ルーキー、そしてコンセッション(技術優遇措置)対象のメーカー。場所はおなじみのマレーシア、セパン・インターナショナル・サーキットだ。
その後、2月3日から5日までの3日間にわたり、全ライダーが参加するセパンテストが実施される。ここでは2026年仕様のマシンと体制が揃い、本格的なシーズン準備が始まる。そして2月6日・7日には、マレーシアの首都クアラルンプールにて公式イベント「シーズンローンチ」が開催。チームの体制発表やマシンの公開など、シーズン開幕を彩る重要なイベントとなる。
プレシーズン最後のテストは、開幕戦直前の2月21日・22日にタイ・ブリーラムのチャン・インターナショナル・サーキットで行われる。ここが最後の実戦シミュレーションの場となる。
2026年MotoGP プレシーズン日程
■ シェイクダウンテスト(セパン):1月29日〜31日
■ セパンテスト(公式テスト):2月3日〜5日
■ シーズンローンチ(クアラルンプール):2月6日〜7日
■ ブリーラムテスト:2月21日〜22日
また、2025年シーズン終了直後には、バレンシアで恒例のポストシーズンテストが実施予定。ここでは来季のラインアップ、新たなマシン開発、そして移籍ライダーたちが初めて新チームで走行する場となる。現在これから2戦欠場が決まっているマルク・マルケスも、このポストシーズンテストを走行するために11月の2戦は参戦することが期待される。