モチュールとMotoGPは、2030年まで契約を更新し、今後さらに5年間のパートナーシップ継続が正式に決定された。これにより、両者の協力関係は20年の節目を迎える見通しとなる。

グローバルなブランド連携、ファンとのつながりを強化
モチュールはこれまで15年以上にわたりMotoGPと強固な関係を築いてきた。これにはシーズンを通じたスポンサー活動をはじめ、世界中のファンを対象としたデジタルキャンペーンやイベントの開催、さらに日本GPとバレンシアGPでのタイトルスポンサーとしての関与が含まれている。
この長期パートナーシップは、単なるスポンサードにとどまらず、ファンエンゲージメントに重点を置いた360度型のマーケティング施策を展開しており、モチュールのレーシングDNAと技術力、MotoGPの競争力・革新性といった価値観が融合したかたちで進化を続けている。
アンドレア・クルチェア(モチュール ブランド&コミュニケーション最高責任者)
「MotoGPとのパートナーシップ更新は、モチュールが競争と革新に対して長期的にコミットしていることの証明です。MotoGPという世界最高峰のバイクレースの中で、最高のパートナーたちとともに限界に挑戦し、パフォーマンスの共同創出を実現していけることを誇りに思います。」
ダン・ロッソモンド(MotoGPの商業部門最高責任者/Dorna Sports)
「モチュールとの関係継続を嬉しく思います。彼らは単なるスポンサーではなく、共にファンイベントやキャンペーンを創出し、革新的な商品展開も行ってきた信頼できるパートナーです。モチュールがタイトルスポンサーを務めるバレンシアGPのような週末は、我々が今後も目指すべき理想の形。多様なアクティビティに満ちた“そこに行く価値のある場所”を創り上げてくれます。今回の更新を通じて、MotoGPをさらに広く届けていけると確信しています。」
MotoGPのさらなる拡大と深化へ
今回の契約更新により、モチュールは2026年以降もMotoGPの中核的なパートナーとして関与を続ける。両者が掲げる「パフォーマンスの限界に挑む姿勢」と「革新性への挑戦」は、MotoGPの未来をより刺激的で多層的なものにしていく。
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。