
Monster Energy Honda HRCは2026年世界ラリーレイド選手権(W2RC)の開幕戦・ダカールラリーで、新たに立ち上げたRally2チームを投入し、過酷な挑戦に挑む。
大会は7年連続でサウジアラビアを舞台に開催される。紅海沿いの都市ヤンブーが2024年大会ではゴール地点だったが、2026年大会ではスタートとフィニッシュの両地点を担う。第48回目となる今大会のルートは全長8,000km超、うち5,000km以上が競技区間。プロローグと13のステージで構成され、2つのマラソンステージが選手たちの耐久力、ナビゲーション力、マシンの信頼性を極限まで試す。
Rally2チームとしてMonster Energy Honda HRCから参戦するのは、2名の若手ルーキー。いずれも今回が初めてのダカールラリーとなる。
ポルトガル出身のマルティン・ヴェントゥーラ(25歳)は、国内チャンピオンであり、バハ・ポルタレグレ500とバハ・ポルトガルでの勝利経験を持つ実力者。2025年のモロッコラリーとポルトガル・ラリーレイドではHonda CRF450RX Rallyで参戦し、W2RCで初のステージ勝利を挙げるなど着実に経験を積んできた。
もう一人はアメリカ出身のプレストン・キャンベル(26歳)。オフロード界のレジェンド、ジョニー・キャンベルを父に持ち、自身もミント400やソノララリーでの勝利を経て実力を発揮し始めている。モロッコとポルトガルでのラリー参戦により、ダカールへ向けての準備は万全だ。
Monster Energy Honda HRC Rally2の両選手は、1月3日にヤンブーで行われるプロローグを皮切りに、サウジアラビアの広大な砂漠で、ラリーレイドの最高峰であるダカールラリーに初挑戦する。
ルーベン・ファリア(ゼネラルマネージャー)
「Monster Energy Honda HRC Rally2チームには、新たな挑戦が待ち受けています。マルティン・ヴェントゥーラとプレストン・キャンベルという2人の若いライダーが加わりました。レース前のトレーニングを通して日々成長しており、2人とも怪我もなく良い状態でスタートを迎えられるのは非常に良いことです。」
「マシンに関しても非常に素晴らしく、今年を通じて開発を進め、各レースでパフォーマンスを高めてきました。2人に過度なプレッシャーはかけません。初めてのダカールですから、まずは一日一日を集中して走り、経験を積んでもらいたい。ただ、彼らなら2026年ダカールを総合でトップ15フィニッシュできると信じています。Rally2クラスでトップ5に入れれば、初参戦としては大成功です。」
マルティン・ヴェントゥーラ



「今回が自分にとって初めてのダカールであり、Hondaから参戦できることは夢の実現です。勝利を目指すチームの一員として、世界最高のプロフェッショナルに囲まれて走れることにとても喜びを感じています。Honda CRF450RX Rallyは非常に快適で安全性も高く、モロッコとポルトガルでのラリーでの仕上がりにも満足しています。」
「今の自分たちのレベルは良いと思っていますが、ダカールはまったく別物なので、大きな経験になると思います。落ち着きを保ちつつ速さも発揮できるように心がけています。トレーニングプログラムを強化し、今まで以上に集中して準備してきました。ナビゲーションやモトクロスのトレーニングを通じて、フィジカル面でも良い状態に仕上がっています。まずは完走が目標で、その上でどこまで行けるかを見ていきたいです。」
プレストン・キャンベル



「2週間に及ぶダカールの大きなチャレンジが楽しみです。長年憧れてきたレースに2026年大会で出場できることをとても嬉しく思っています。サウジアラビアの砂漠でレースができることが待ち遠しいです。」
「バイクの上でも、バイク以外でもしっかりトレーニングを積んできました。直近のレース以降は、ロードブックを使ったラリートレーニングを数週間行い、加えてマウンテンバイクやジムでのトレーニングも重ねてきました。早くレースが始まってほしいです。」

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。
