
ホンダHRCペトロナスは2026年MXGP世界選手権第2戦アンダルシアGPに向け、アルモンテ(スペイン)へ乗り込む。開幕戦アルゼンチンでの成功を受け、チームは高い自信を持って今大会に臨む。
ヘフリー・ハーリングスとトム・ビアーレはバリローチェでチームデビューを果たし、2日間にわたる好成績により揃ってシリーズ首位に立った。ビアーレは土曜の予選レースを制し、日曜は2位と4位。一方のハーリングスは土曜の転倒から巻き返し、日曜の2ヒートをともに制覇(ホールショットも記録)し、チームメイトからレッドプレートを奪取した。
理想的な開幕戦となったが、次なる舞台アルモンテも新設コースであり、再現性が問われる一戦となる。コースはサンディ路面が予想されており、直前にオスで行われたオランダ選手権開幕戦を制したハーリングスにとっては好材料だ。ビアーレもアルゼンチンの結果が一過性ではないことを証明すべく、あらゆる路面でホンダCRF450RWへの適応力を示す必要がある。
地元スペインでの一戦となるルーベン・フェルナンデスにも注目が集まる。バリローチェのレース2で5位に入った#70は手応えを掴んでおり、地元ファンの声援を力にトップ争いへの加勢を狙う。
MX2クラスではバレリオ・ラタがアルゼンチンで2本目のスタート直後に大きなクラッシュを喫したが、幸い重傷は回避。翌週のイタリア選手権で優勝を飾り、状態は大きく上向いている。第2戦ではトップ争いへの復帰が期待される。
4人のライダー全員がさらなる結果を求めてスペインに挑む中、チーム内には前戦同様、あるいはそれ以上の成果への強い期待が広がっている。



ルーベン・フェルナンデス
「アルゼンチンでの自分のパフォーマンスには完全には満足していませんが、特にレース2では再スタート前後を含めてポジティブな点がありました。今週末はそれを土台にして、トップライダーたちと戦えるようにしたいです。アンダルシアはホームGPなので特別ですし、走ったことはありませんが、多くの声援を受けられるのを楽しみにしています」
トム・ビアーレ
「シーズン前は、このMXGPクラスで自分がどこに位置するのかという疑問がありましたし、正直わからないと答えていました。もちろん優勝争いに加わりたい気持ちはありましたが、ゲートが落ちるまでは確信が持てませんでした。アルゼンチンを終えて自分のスピードには手応えがありますし、まだ1戦目とはいえ大きな自信になりました。GP復帰にあたって慣れるべき点はいくつかありますが、素晴らしいスタートでしたし、スペインでも継続したいです」
ヘフリー・ハーリングス
「予選レースは決して良くありませんでしたが、それ以外のセッションはすべて勝てたと思うので、シーズンのスタートとしては非常に良かったです。自分とチームが積み重ねてきた努力が結果に結びついたことを示しています。重要なのはこの状態を維持することで、スペインでも最高のレベルを保ち続けたいです。オスでの勝利も良い結果でしたし(第2レースが中止になったのは残念ですが)、この流れのまま勝ち続けたいです」
バレリオ・ラタ
「アルゼンチンでのクラッシュはかなり怖いものでしたが、打撲程度で済んで本当に良かったです。もっと悪い結果になっていてもおかしくありませんでした。それでもポジティブな点もありましたし、先週イタリアで勝てたことで自信も高まりました。アルモンテではトップ争いに加わり、この選手権でトップ5に定着することを目標にしています」
マーカス・ペレイラ・デ・フレイタス
「チームとしてアルゼンチンは素晴らしい週末でした。バレリオの件では非常に心配しましたが、4人全員が成功するのは簡単ではありません。それでも彼は先週イタリアで良い走りを見せており、アルモンテでは力強く戻ってくると期待しています。トムとヘフリーは理想的なデビューを果たし、揃って選手権首位に立っています。トムは予選レースで勝利し、ヘフリーは日曜に1-1を記録しました。ルーベンの6位も含め、今週末スペインでも非常に強いパフォーマンスを期待していますし、第2戦のスタートが待ちきれません」

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。