フランチェスコ・バニャイア「ドゥカティ離脱を考え始めたのは2025年日本GP後だった」

フランチェスコ・バニャイアがアプリリアへの移籍を決意するきっかけとなったのは、2025年MotoGP日本グランプリだったと語る。オランダGPを前にアプリリアとの4年契約が正式発表されたバニャイアは、昨年9月の時点でドゥカティ以外の選択肢を真剣に考え始めていたと認めた。同じVR46アカデミー出身のマルコ・ベッツェッキとともにオール・イタリアン体制を組む形となり、今年11月のバレンシアGPがドゥカティでの最後のレースとなる。

今回の契約はアッセン開幕前日に発表されたが、プレシーズンテスト前には合意に至っていたとされる。バニャイアはドゥカティとともにメーカーを頂点へ押し上げ、同ブランド史上最も成功したライダーとなったが、苦しかった2025年シーズンが転機となった。

フランチェスコ・バニャイア

「昨年は決して楽なシーズンではありませんでした。ずっと苦しんでいて、日本GPのあとから何かが変わり始めたんです。あの時点で、そろそろ他の選択肢を考えてもいい時期かもしれないと決断し、気持ちをオープンにしました。」

「正直なところ、アプリリアからはずっと大きなサポートをもらっていました。そして今がその正しいタイミングだと思いました。目の前にはたくさんの選択肢がありました。でも自分は長期契約を信じています。今が決断すべき正しい瞬間だと思いました。」

「もてぎで何が変わったのかについては、情報を共有するのに適切な場所とタイミングがあります。今はまだその時ではありません。8年間を共にしたのだから、きちんとした形でお別れを伝えるのが正しいと思いました。」

「シーズンはまだ彼らと一緒に戦い続けますが、ドゥカティを離れますと一言だけ言って終わりにしたくなかった。それ以上の意味がある関係ですから。今のキャリアの中で最高の思い出を共に作ってきたチームです。だからこそ、しっかりした形でのお別れが正しかったと思っています。」