アッセンで痛めた足をこらえての出走となった中上。気合の走りでドヴィツィオーゾをはじき出してQ2進出を決め、痛み足でQ2を走り切って10番グリッドを獲得。レースに向けては痛み止めが必要とのことですが、足を悪化させずにまずは完走を目指して欲しいところ。

中上貴晶

「今日は実に厳しい1日でした。今朝は足の状態が良くて、アッセン以来初めて靴を履くこと出来ましたし、非常に痛むものの歩くことが出来ました。ただFP3の終わりで何かまずい感触があり、それ以降は酷い痛みで左の膝が最悪のコンディションでした。足に全く体重をかけることが出来なかったんです。FP4ではギアチェンジが出来ず棄権したほうが良いかと思ったほどです。全くシフトダウン出来ない状態だったんです。足の可動域を広げるために全てのテーピングを取ったところ状態が少し改善しました。もちろん物凄い痛みでしたけどね。明日はどうなるかわかりません。小さいトラックで30周ですから足にも負担は大きいでしょう。足に痛み止めの注射、そして痛み止めを飲む必要があるでしょう。レースではどういった戦略でいくか考える必要があります。」

(Source: LCR)

(Photo courtesy of michelin)