今シーズン立ち上がりはパニガーレV4Rのスピードとバウティスタに苦しめられたレイだったが、常に安定感を発揮して戦い、中盤戦以降は優勝を重ねた。最終戦カタールでは3レース全勝という完璧な形でシーズンを締めくくった。
ジョナサン・レイ
「今年これで17勝となり、ドニントンとカタールでハットトリックを2回達成しています。本当に素晴らしい結果だと思います。開幕であそこまで負け続けるとは思っていなかったですし、結果的にそうならなかったとは言え、最後の2戦でチャンピオンシップ争いをする必要があるだろうと思っていました。最後の2戦はチャンピオンシップで最長のストレートがあり、高速コーナーがありましたが、自分達のバイクのセットアップに満足しています。」
「チャンピオンシップで勝つには速いエンジン以外のものが必要だということを証明出来たと思います。今週はベースセットを何度も変更しました。どんな変更をしたかを話したら驚くでしょう。大きくセッティングを変える中でそれぞれ良い点悪い点がありましたが、これはすなわち、うちのバイクの対応の幅が広く、振れ幅を大きくとっても素晴らしい性能を発揮出来たという事でしょう。」
(Source: KRT)
(Photo courtesy of KRT)