こうした情況でも昨年の活躍から契約を更新しているライダーはいるが、今年MotoGPデビューのアレックス・マルケスは、来年の契約に向けてホンダに対してアピールをしようにも何も出来ない日々が続く。マルク・マルケスという絶対王者と4年契約を結んでいるレプソル・ホンダだけに、そのチームメイトがアレックスのような成長枠の若手でも問題はないはずだが果たして。
ホンダの決定がどうなるかは全くわからない
アレックス・マルケス
「現在のコロナの情況は今後の契約などを考えてプラスになりません。どのような成績を残せるのか証明できないのであれば、チームもどうすればいいのかわかりませんしね。」
「スズキの2人、マルク、ヤマハの2人も来年以降のシートを確保しています。それ以外は全く決まっていない情況で、Ducatiに関しても4台のバイク全てに様々な可能性があります。既に契約を済ませたライダーもいるでしょうが、正式発表されていないだけの話でしょう。」
「ホンダの決定がどうなるかわかりませんが、マルクとチームメイトとして来年も走れるかどうかはわかりません。多くのライダーがまだ来年以降の契約を持っていない情況ですが、通常はこの時期にはある程度来年の内容は決まっているものです。」
「現時点で出来ることは、バイクに乗る時に備えてしっかり準備をしていること、そして時が来たら100%を尽くすということです。しかし多くのライダーが契約確保のために今まで以上にプッシュして挑むシーズンとなるでしょうね。」
(Source: HRC)
(Photo courtesy of HRC)