現役最後の1年を過ごすためだけにペトロナスから参戦することはしないと語るバレンティーノ・ロッシ。全くレースが出来ないこの状況で、開幕前に難しい判断を迫られる。

ペトロナスから参戦するか、引退かを開幕前に判断する

バレンティーノ・ロッシ

「今年に関してのプランは明確だったんです。チームの体制を変えて夏までの走り、レースの中で昨年より戦闘力があるかどうかを見極めるというものでした。現役を継続したいと思っていますが、それは戦闘力を発揮出来が場合に限ります。残念ながら今のこの情況ではレースをせずに現役続行を決める必要があり、自分の中に十分な強さとモチベーションがあるかどうかが重要になります。」

「ペトロナスは若いチームですが、昨年ファビオ・クアルタラロとフランコ・モルビデッリが証明したように、プロフェッショナルな素晴らしいチームです。非常に魅力的なチームからの参戦となりますから、自分に必要なのはペトロナスで走るか、引退するかを決断することなんです。

「今のところリン・ジャービスとヤマハと話し合いを持っていますが、ラズランと直接話したことはありません。現役最後の年ということで、ただファンにお別れを言うためにペトロナスから参戦するようなことはしません。ペトロナスで走るのであれば、全力でレースに挑むことは間違いありませんね。」

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of michelin)