地元イタリアでVR46勢が活躍したレースだったが、教え子のフランキーとペッコに続いて表彰台を獲得することは叶わなかったロッシ。41歳にして最高峰クラスで表彰台争いをする走りに、観戦に訪れたファンだけでなく、全世界のファンが熱狂した。失速したマーべリック・ビニャーレスとの違いは事前にミディアムに履き替えたリアタイヤだろうと語る。
バレンティーノ・ロッシ

フランコ、ペッコと共に表彰台を獲得したかった

バレンティーノ・ロッシ

「表彰台を逃したのは残念でしたが良いレースでした。フランコとペッコと共に表彰台をミサノで獲得出来ていたら、まるでランチでのレースのようだったでしょうね。VR46としてはMoto2クラスのルカのバトルはハラハラしながら見ていました。MotoGP でもフランコとペッコが1位、2位というのは最高の結果です。」

「ミルに抜かれた時は少しミスをしてしまったんですよ。ミルは前の周から素晴らしいタイムで走行していました。表彰台まであと2kmというところで抜かれてしまったんです。レースの内容は非常に良かったと思いますね。」

「レースではフロント、リア共に苦戦していて、それでフランコに逃げられてしまいました。今週は3つか4つは改善できる内容があります。同じサーキットで再び挑戦出来るのは嬉しいですね。」

「ファンの姿を再び見る事が出来たのも嬉しいです。殆どのファンが黄色でしたけど。こうしたサポートを貰えるのは本当に嬉しいことです。」

「マーべリックとの違いは走り方にもあると思います。通常彼のほうが予選などタイムアタックでは速いのですが、自分は予選は苦手としています。自分の強みは日曜の午後なんですが、これは自分にとってプラスでしょうね。」

「今回に関してはマーべリックはハードリアでレースをしていました。自分も当初はハードでと考えていましたが、10分前になってチームと話してミディアムに履き替えたんです。これが違いを生み出しましたと思います。」

(Source: yamaha-racing)

(Photo courtesy of yamaha-racing)