12月3日に3度目の手術で既存のプレートを除去、自家骨移植を行ったマルク・マルケスだが、傷を負った部分の細菌感染が発覚。病菌で抗生物質を使った治療を行っていた。12月13日にようやく退院し、これから自宅でリハビリを進めることになる。なお、自宅でも引き続き抗生物質を使用した治療を継続する。
2021年のプレシーズンテストは2月から、そして3月末には2021年シーズンが開幕するわけだが、今年7月の開幕戦から数えて、2021年1月時点でマルクは6ヶ月近くまともにトレーニング出来ていないことになる。限界近くまでブレーキングで攻め込まないと速さを発揮させにくいと言われるRC213Vを操るための筋肉量も相当落ちているはずだ。
そこからシーズン開幕に向けて体づくりをするとなると、仮に今年の開幕戦に間に合ったとしても、本来の走りが出来るのはだいぶ先になるだろう。
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(Source: HRC)
(Photo courtesy of michelin, HRC)