ダニ・ペドロサは今回のレースにワイルドカードとして参戦。テストでは得られないデータを得ることが目的と語っていたが、タイヤの感触はテストとも練習走行とも異なっていたようだ。なお、レース2で使用したバイクはレイン用セットアップだったようだが、それを走行前にチームがドライ用にセットアップしたことで結果を残す事が出来たようだ。[adchord]
トリッキーなレースになった
ダニ・ペドロサ
「今回のレースから学べたこと、そして結果に満足しています。最初のレースではいい形でライディング出来ていたんですが、低速のターン3でフロントを失いました。あまりにも低速の転倒だったので、コーナーの真ん中にバイクが取り残されてしまったんです。」
「そのバイクにサヴァドーリが突っ込んでしまいました。酷い事故になってしまいましたが、彼が無事であることを願っています。2台目のバイクはレイン用にセットアップしてあったのでトリッキーなレースになってしまいました。」
「レーススタートまでにセットアップを変更することが出来て、レーススタートでは”いける”と感じました。より落ち着いて注意深く、序盤はあまりプッシュせずに走行していました。そのせいで順位を落とす形になりました。」
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「トラックとバイクのフィーリングを掴んでからはプッシュを開始し、ポジションを回復しました。これは周囲のライダー達がミスをしていたのもありますね。タイヤの感触はレースでは異なっていて、今までテストで感じていたこと、練習走行で感じていたこととも違っていました。」
「トップ10は悪くない結果です。KTMとメカニック達に感謝したいと思います。今回のレースでメカニック達にハードに作業してもらった部分があったんですよ。ファンの皆さんにも感謝したいと思います。彼らがレースを楽しんでくれていたら嬉しいですね。」
(Source: KTM)
(Photo courtesy of KTM)