スプリントレースでも活躍したダニ・ペドロサは、決勝レースでもスピードを発揮。体重が軽いペドロサは、特に序盤の周回でタイヤを温める必要があるが、決勝レースではあやうくハイサイドを起こすところだった。4位という結果もあるが、KTMとしてはダニ・ペドロサが使用したカーボンフレームが機能したことが大きな収穫となるだろう。

序盤ハイサイドで飛びそうになった

ダニ・ペドロサ

「良いスタートが出来ましたが、スタート直後に皆の前でハイサイドをするところでした。序盤はしっかりとタイヤを温めないとだめで、それもあってビンダーに先に行かれてしまったんです。」[adchord]

「タイヤが温まってプッシュ出来る状況になった時にビンダーが転倒して4位に順位を上げました。トップ3との差はありましたが、ペースをアップして追い上げることが出来ました。もう少しで追いつけそうな時にリアが今度は滑ってタイムを落としました。終盤はペッコが苦戦していたので、プッシュしました。」

「しかしペッコも素晴らしい走りだったので、表彰台に届きませんでした。チームは本当に素晴らしい仕事をすることが出来ましたし、この結果にふさわしいでしょう。また、今週末はたくさんの良いデータを収集することも出来ています。それに何より走っていて楽しむことが出来ましたね。ファンの素晴らしいサポートもありましたしね。カムバックするかどうかについては、今のままで満足と答えておきましょう。」

(Photo courtesy of michelin)