先週にハイサイド、MotoGPバイクに轢かれた状況でレースに挑んだフランチェスコ・バニャイア。両方のレースで5位以内完走を目標にポイントを出来るかぎり失わないことを考えてレースをしていたと語る。優勝争いは出来ない状況下で、しっかりとポイントを失わないように走行をしチャンピオンシップにおけるリードを保っている

あと数周走れば休めると思ってプッシュしていた

フランチェスコ・バニャイア

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「なんとかホームGPで結果を出したいと思っていました。今日はそれだけを考えていました。金曜日は20位と苦戦して、色々とバイクに合わせる必要がありました。レースの中では腕を使ってライディングをする必要があり、15周ほどホルヘの後ろで走行してタイヤ空気圧が上がってしまったので、少し距離を置く必要がありました。フィジカル面でもものすごく疲れましたね。」

「もちろん無理をせずにポイント獲得も出来ましたが、けして諦めずに走行していきました、今週は5位以内で両方のレースを完走することがメインミッションでしたが、しっかりと達成出来ました。ホルヘに対してはコーナー6、10、最終コーナーで劣っていて、コーナーの立ち上がりも負けている状況でした。データを確認して彼がなぜスピードを発揮していたのかをチェックする必要があります。」

「ダニが近づいているのはわかっていましたが、残り数周走れば休めるということを自分に言い聞かせてプッシュしていました。レースが終わった時はどっと疲れましたね。今週末は本当に素晴らしい仕事をしたと思います。今週末は優勝争いが出来る状況ではありませんでしたが、最高の形でレースに挑むことが出来ました。」

「バレは今週末ずっとサポートしてくれました。今週は直接会って話す時間がなかったので、昨晩電話をして、リラックスして気負わずにレースに挑め、出来る限りポイントを失うなとアドバイスをもらったんです。加えて今週末はトレーナーに助けてもらったことが本当に大きかったと思います。」

(Photo courtesy of michelin)