マルコ・ベッツェッキはレースからスピードを発揮していたが、表彰台を獲得することでスピードを証明した。彼にとって、そしてVR46にとって、MotoGPクラスでの初表彰台となり、アカデミー出身のフランチェスコ・バニャイアと共に1、2フィニッシュを飾った。[adchord]
ソフトでここまでスピードを発揮出来ると思っていなかった
マルコ・ベッツェッキ
「ダヴィデ・タルドッツィがパルクフェルメで自分の表彰台獲得を予想していたと言ってくれましたが、正直自分はそうは思っていませんでした。」
「週末は良い形で走行できていましたが、主にミディアムタイヤを使用していました。ハードタイヤは自分たちには硬すぎましたし、ソフトはほぼ誰も使用していませんでしたよね。
「ソフトタイヤでここまで速く走るとは正直思っていませんでしたが、ミディアムではスピードを発揮できなかったのでリスクを取ったわけです。」
「ミックスコンディションは嫌いなライダーが大勢いるわけですか、自分はミックスコンディションはかなり好きです。自然とアドレナリンが出てくるので走っていて楽しいんですよ。終盤は前を走るペッコも、雨でスロー走行はしていなかったので、自分もスローダウンをせずに走行を続けました。」[adchord]
「レース後はマーシャルがヴァレのフラッグを持っていたので貸してもらったんです。故郷でレースを観戦している彼にこの旗を見てもらいたかったんです。彼は未だに自分のアイドルですし、ヴァレのチームでMotoGPクラス初の表彰台を獲得することができて本当にうれしいです。」
(Photo courtesy of michelin)