ホルヘ・マルティンはイギリスGPでの2位フィニッシュに満足感を示しつつ、今後のレースでの優勝への意欲を語った。レース中、タイヤと燃料消費のマネジメントに成功し、序盤は後方で状況を見極める戦略を採ったものの、エネア・バスティアニーニの速さには太刀打ちできなかったと振り返る。ペッコ・バニャイアを抜いた後も好調なペースで走行したが、バスティアニーニに追いつかれ、2位が最善の結果だったと冷静に分析。ミスによるポジションダウンが悔やまれるが、今後のレースでも、チーム全体のパフォーマンスを見直し、再び勝利を目指す姿勢を崩さない。

2位が今日のベスト結果だった

ホルヘ・マルティン

「自分にもチームにも満足しています。良い週末だったと言えるでしょう。もちろん優勝を狙っていますけど、今後のレースでしっかり優勝を狙っていきます。タイヤ、燃料消費などをコントロール出来たレースだったと思います。終盤はエネアが別次元の速さでした。とは言えインテリジェントなレースが出来たと思います。」

「ここでのレースはマネジメントが難しいとわかっていたので、序盤は誰かの後ろでレースを展開しようと思っていました。タイヤ、燃料をセーブしていました。ペッコを抜いた後は素晴らしいペースで走行していましたが、その状況でもエネアには追いつかれてしまいました。ベストを尽くしましたし、2位が今日のベストだったでしょうね。」

「ミスでポジションを失ったのは本当に悔しいですが、彼のペースを考えると、あといくつかのコーナーがあれば自分をオーバーテイクすることが出来ていたでしょう。今日は完走出来たことがラッキーだったと思っています。」

「ザクセンリンクはそう悪くなかったと思っています。すべてのレースのバランスを見る必要があると思っています。自分達の仕事内容などをしっかりと見て行く必要があると思っているんです。」

(Photo courtesy of michelin)