マリーニ、15番手スタートから粘りの走りで6位フィニッシュ

マリーニは15番グリッドからロケットスタートを決め、初周を9位で通過。痛みを抱えながらもトップ10に食らいつき、終盤の勝負に備えて体力とタイヤを温存。多くのライダーがフロントタイヤの消耗で脱落する中、マリーニはブレない走りを披露し、終盤にはブラッド・ビンダーとジャック・ミラーを交わして6位へ浮上。ホンダ移籍後ベストの結果となる10ポイントを獲得し、今季全戦でポイントを記録する堅実なシーズンを継続している。

タイヤマネジメントとバイク改善に手応え

「レースの内容には本当に満足しています。多くのライダーがフロントタイヤの摩耗で転倒していたので、第1コーナーでは特に慎重に走りました。スタートは非常に良く、序盤で多くのポジションを上げてからリズムに乗り、体力を温存する走りに切り替えました。7周目から痛みが出てきましたが、終盤に向けてタイヤを多く残すことができ、うまくオーバーテイクできました。金曜日からバイクを大きく改善できたのは良い仕事だったと思います。まだワンラップのスピードと序盤のペースに課題がありますが、これからも改善を続けたいです。数日休んで、すぐにブルノでまた戦います。」