4列目スタートからの3位表彰台に一定の満足

ドイツGPでフランチェスコ・バニャイアは、4列目からのスタートにもかかわらず3位表彰台を獲得し、厳しいコンディションの中で実力を見せつけた。ただ、ここ数戦で3位が続いていることに対し、手応えとともに歯がゆさも感じている様子だ。特にレース終盤、アレックス・マルケスに迫りつつもあと一歩詰めきれず、接近戦の壁を痛感したという。風や路面状況といった天候の影響もあり、限界を超える走行が難しい中での表彰台には一定の満足感を示したが、更なる上位進出への課題も浮き彫りとなった。

続く3位に課題感、接近戦での詰めの甘さに言及

「4列目からスタートして表彰台を獲得出来たので、嬉しいですね。結果自体は悪くないんですが、3位が続いていることは残念です。これ以上結果を収めることができるポテンシャルはあるんですが、接近して0.5秒程度の差までくると、その後詰め切ることが出来ないでいます。」

過去3戦の手応えとアレックスへの評価

「いずれにしても過去3戦で良い仕事をしていますし、今の内容でレースを続けていけば結果はついてくると思います。今日はアレックスは素晴らしい走りでした。最後に彼にプレッシャーをかけたかったんですが、十分に接近出来ませんでした。今日は厳しいコンディションでフロントも動き回る状況でしたから、3位で完走出来たことは満足すべき結果ですね。」

天候の影響でペース維持が困難に

「ターン1の風は強かったですし、ターン10もそうでしたね。雨の後でグリップも悪かったですし、今朝も雨がありました。それもあってこれ以上のペースでの走行は難しかったですね。」