ドゥカティ創業100周年を記念した公式切手発行 イタリア国家が功績を称える

ドゥカティは創業100周年を迎え、イタリア企業・メイド・イン・イタリー省(MIMIT)による記念切手の発行という形で国家からの公式な顕彰を受けた。この切手は「生産システムの卓越性とメイド・イン・イタリー」シリーズの一環として発行され、国家の発展と革新に大きく貢献した企業に捧げられるものだ。

記念式典はローマのパラッツォ・ピアチェンティーニ内「サラ・デッリ・アラッツィ」で開催され、郵政担当のファウスタ・ベルガモット国務次官が出席した。

1926年にボローニャ・ボルゴ・パニガーレで創業したドゥカティは、無線技術企業としてスタートし、1世紀をかけてモーターサイクルおよびモータースポーツ分野における世界的ブランドへと進化した。スタイル、洗練、パフォーマンスという価値観を軸に、先進技術と独創的デザイン、そしてイタリアンスポーツの精神を融合させたマシンを生み出し続けてきた。

今回の記念切手には、ドゥカティ・スーパーレッジェーラV4チェンテナリオ・トリコローレが描かれ、イタリア国旗のカラーが重ねられている。これは同社のアイデンティティと、創造性、技術革新、伝統に根差したイタリアとの強い結びつきを象徴するデザインとなっている。

ドゥカティが切手で称えられるのは今回が初めてではない。2022年にはMotoGP世界選手権制覇を記念し、フランチェスコ・バニャイアのデスモセディチGP22をモチーフとした切手が発行されている。

今回の100周年記念切手はBレートで発行され、4枚セットのブロック、単片切手、記念消印付きポストカード、フィラテリックカード、初日カバー、解説冊子を収めた特製三つ折りA4フォルダーも同時に展開される。これらは郵便局のフィラテリー窓口、専門スペース、公式サイトで入手可能だ。

さらにこの切手は、2026年に発行される全切手を収録した年鑑「ブック・オブ・スタンプス2026」にも収められ、収集価値とともに国家の記録としても位置付けられる。

クラウディオ・ドメニカーリ(ドゥカティCEO)

「2026年はドゥカティにとって、100年にわたる歴史、情熱、そして専門性を体現する特別な節目です。メイド・イン・イタリーは私たちのアイデンティティそのものであり、伝統と革新を融合させる働き方によって、技術、デザイン、パフォーマンスにおいて独自のビジョンを国際舞台で確立してきました。本日のような制度的な取り組みによってその歩みが認められたことに、アドルフォ・ウルソ大臣および企業・メイド・イン・イタリー省に深く感謝いたします」