
2026年AMAスーパークロス選手権第13戦ナッシュビルで、ホンダHRCプログレッシブのハンター・ローレンスが圧倒的な走りを見せ、今季4勝目を挙げた。これによりランキング首位の単独保持者となり、ポイントリードを10に拡大した。
直近2戦はクラッシュと手首の痛みに苦しんだローレンスだったが、今大会ではコンディションを回復。難しく変化し続けるトラックコンディションの中で冷静さとスピードを両立し、レースを支配した。
450SXメインイベントではホールショット争いに加わるもスライドで順位を落とし、1周目を5番手で通過。それでも落ち着いたレース運びで序盤のうちに2番手へ浮上すると、トップのケン・ロクスンを視界に捉えながらコース状況を見極めた。
勝負に出たのはレース後半。決定的なパッシングを成功させると一気に主導権を握り、安定したハイペースで後続との差を拡大。最終的に2位クーパー・ウェブに7秒以上の差をつけてフィニッシュした。
チームメイト勢ではシェーン・マケラスが10位、ディーン・ウィルソンが11位、クリスチャン・クレイグが14位、ジョーイ・サヴァッジーが16位。プライベーターのザック・ウィリアムズは20位で完走した。
なお下田丈は前戦セントルイスでのクラッシュにより左腓骨の小さな骨折と診断され、スーパークロス残り全戦を欠場。アウトドアシーズンでの復帰を目指す。
ローレンスはこの勝利で今季およびキャリア通算4勝目を記録。残り4戦でタイトル争いを優位に進める。
次戦は第14戦クリーブランドで開催される。
ハンター・ローレンス
「残りはあと4戦ありますし、まだ長い戦いです。ここ2週間の分を取り戻すためにも、できるだけ多くのポイントを積み重ねたいと思っています。デトロイトを振り返ると、3位でまとめていればクラッシュもなく、もっと大きなリードを保てていたかもしれません。毎戦ベストなコンディションで臨むことの重要性を改めて実感しました。今日は一日を通してバイクのセッティングは変えず、そのままで十分良かったです。このようなトラックではフィーリングとトラクションへの適応が重要で、大きなパワーをスムーズに扱うのは簡単ではありません」


























ラース・リンドストローム(チームマネージャー)
「ナッシュビルで素晴らしい週末となりました。この大会はロケーション的にも特別で、多くの人が楽しみにしています。ハンターはギブソンとのコラボレーションを締めくくる形で見事な走りを披露し、デトロイトで失ったポイントを大きく取り戻しました。先週とはまったく異なるトラックでしたが、ライン選択や判断力、そして前へ出るための積極性に非常に満足しています。この勝利はチームに大きなエネルギーをもたらしました。残り4戦、一戦一戦に集中し最善の結果を追求していきます」

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。