
バルセロナは再び波乱の展開となり、MotoGPのティソ・スプリントと日曜日の決勝レースを前に興味深いスターティンググリッドが形成された。金曜日を支配したペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)は、見事な走りを見せて2024年の日本GP以来となるポールポジションを獲得した。フロントローには、フランコ・モルビデリ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシングチーム)とアレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)が並ぶ。チャンピオンシップのリーダーであるマルコ・ベッツェッキ(アプリリア・レーシング)はターン2でクラッシュし、グリッド12番手に沈んだ。

強力な顔ぶれがコースに入ったQ1では、セッション開始直後からタイミングモニターのセクタータイムが更新された。最初の走行が終わった時点で、エネア・バスティアニーニ(レッドブルKTMテック3)とモルビデリが暫定的にQ2進出圏内に浮上した。一方、セッション前の本命と目されていたフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)は3番手、ホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)は8番手、小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は11番手にとどまっていた。マルティンは残り2分の2回目のランで総合1番手に浮上したが、その翌周にターン5でクラッシュを喫した。それでもQ2進出には十分なタイムであったが、終盤に猛追を見せたモルビデリが最終ラップでトップタイムを記録し、2024年の世界王者を抑えてQ2へ進出した。バニャイアはQ2進出を逃し、13番手グリッドに甘んじることとなった。
土曜日の午前中に迎えた勝負の瞬間、大混戦のQ2が始まった。今週末を通してKTMの強さが際立つ中、2台のKTMがポールポジションを狙って動き出した。最初の走行を終えた時点で、アコスタが1分38秒118を記録してトップに立ち、アレックス・マルケスと、素晴らしい走りを見せたラウル・フェルナンデス(トラックハウスMotoGPチーム)がそれに続いた。ホルヘ・マルティンは最初の計測ラップでタイムが伸びず、1本目の走行を終えた時点で12番手に沈んでいた。
2回目の走行が始まると、ベッツェッキはターン2でクラッシュを喫し、最高でも9番手にとどまることとなり、選手権リーダーにとっては理想とは程遠い展開となった。その背後のコース上では、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が5番手まで急浮上した。トップ争いでは、アコスタが自身のタイムをさらに更新して首位を維持し、モルビデリも驚異的なラップを見せて暫定2番手に飛び込んだ。
果敢な攻めを見せたクアルタラロは7番手を獲得し、ブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)は2025年のザクセンリンク以来となる予選トップ10の8番手に入った。マルティンは最終的に9番手にとどまったものの、昨年チームメイトになって以来、初めて予選でベッツェッキを上回った。ジョアン・ミル(ホンダHRCカストロール)が10番手に入り、ジャック・ミラー(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)とベッツェッキがそれに続いた。ベッツェッキは、14番手だった昨シーズンのセパン以来となる最悪の予選結果となった。

中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。







