
ニコロ・ブレガ(Aruba.it Racing – Ducati)が、MOTUL FIMスーパーバイク世界選手権チェコラウンドのTissotスーパーポールレースで劇的な勝利を挙げた。1周目ターン1でミスを犯しポジションを落としながらも、そこから巻き返して優勝。イケル・レクオナとのワークス・ドゥカティ対決を制し、連勝記録を18へ伸ばした。ヤリ・モンテッラ(Barni Spark Racing Team)は3戦連続表彰台となる3位を獲得した。
スタートでは3番グリッドのレクオナが好発進。一方のブレガはターン1でワイドになり3番手へ後退した。しかしオープニングラップでモンテッラを攻略すると、2周目ターン1でレクオナもブレーキング勝負でオーバーテイク。ドゥカティファクトリー勢2台はすぐに後続を引き離した。
モンテッラは単独3番手を維持していたが、レース終盤にはロレンツォ・バルダッサーリ(Team GoEleven)が接近。それでもモンテッラはプレッシャーを耐え切り、表彰台を守り切った。
先頭のブレガは徐々にレクオナとの差を拡大。これでWorldSBK18連勝を達成し、2026年シーズン開幕から14連勝となった。この数字は、トプラック・ラズガットリオグルが2024年と2025年に記録した歴代記録を上回るものとなった。また、WorldSBK通算34勝目となり、2013年王者トム・サイクスに並んだ。
レース2のフロントロウは、ブレガ、レクオナ、モンテッラの並びとなる。
5位争いではアルベルト・スーラ(Motocorsa Racing)とギャレット・ガーロフ(Kawasaki WorldSBK Team)が激しいバトルを展開した。4周目ターン1でスーラが前に出ると、8周目ターン20でガーロフが逆転。しかしスーラは翌9周目ターン1ですぐに抜き返し、そのまま5位を守り切った。ガーロフは6位でフィニッシュした。
タラン・マッケンジー(MGM Optical Express Racing)は力強い走りで7位。トミー・ブライドウェル(Superbike Advocates)は2019年ヘレス以来となるトップ10入りを果たし、自己最高位となる8位を記録した。アレックス・ロウズ(bimota by Kawasaki Racing Team)は9位。マイケル・ファン・デル・マーク(ROKiT BMW Motorrad WorldSBK Team)はトップ9入り目前の10位だった。
サム・ロウズ(ELF Marc VDS Racing Team)は表彰台争いが期待されていたが、1周目ターン1でクラッシュ。それでも再スタートして17位完走を果たした。シャビ・ヴィエルへ(Pata Maxus Yamaha)は2周目ターン1で転倒しリタイア。同じ周のターン15ではソムキアット・チャントラ(Honda HRC)が転倒し、再走後にピットへ戻った。バハッティン・ソフォグル(Motoxracing WorldSBK Team)はレース中盤にマシントラブルで戦列を離れた。
Tissotスーパーポールレース結果トップ9
- ニコロ・ブレガ(Aruba.it Racing – Ducati)
- イケル・レクオナ(Aruba.it Racing – Ducati) +1.959秒
- ヤリ・モンテッラ(Barni Spark Racing Team) +6.980秒
- ロレンツォ・バルダッサーリ(Team GoEleven) +7.679秒
- アルベルト・スーラ(Motocorsa Racing) +9.714秒
- ギャレット・ガーロフ(Kawasaki WorldSBK Team) +9.853秒
- タラン・マッケンジー(MGM Optical Express Racing) +10.409秒
- トミー・ブライドウェル(Superbike Advocates) +11.464秒
- アレックス・ロウズ(bimota by Kawasaki Racing Team) +11.873秒
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近DucatiモンスターS4Rに乗り換えました。