イタリアGP ディ・ジャンアントニオが母国ムジェロFP1最速 マルク・マルケスは復帰戦で15番手

2026年カタルーニャGP勝者のファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Pertamina Enduro VR46 Racing Team)が好調を維持し、母国イタリアGPのMotoGP FP1でトップタイムを記録した。一方、2025年MotoGP世界王者のマルク・マルケス(Ducati Lenovo Team)は負傷から実戦復帰を果たし、15番手で初日午前のセッションを終えた。

ムジェロの金曜日午前はウェットコンディションでスタートしたが、その後は雨が降らず、全車がスリックタイヤで走行した。ラップレコードが脅かされることはなかったものの、地元ライダーたちは積極的なアタックを展開。ファンにとっても歓喜の結果となり、ディ・ジャンアントニオが1分46秒242でトップに立った。

ゼッケン49はホルヘ・マルティン(Aprilia Racing)に0.369秒差をつけて首位発進。マルティンは終盤に4〜5コーナーでコースオフを喫したものの2番手を確保した。小椋藍(Trackhouse MotoGP Team)は終盤のアタックで3番手に浮上し、上位争いに加わった。

4番手にはマーベリック・ビニャーレス(Red Bull KTM Tech3)が入り、KTM勢最上位を獲得。5番手にはジャック・ミラー(Prima Pramac Yamaha MotoGP)が入り、V4ヤマハ勢最上位となった。

ペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Factory Racing)は6番手。カタルーニャGPで表彰台を獲得したフェルミン・アルデゲル(BK8 Gresini Racing MotoGP)が7番手で続いた。

セッションの大半でトップ争いを演じたフランチェスコ・バニャイア(Ducati Lenovo Team)は、第1コーナーでグラベルに飛び出した後に転倒。それでも8番手でセッションを終えた。9番手にはラウル・フェルナンデス(Trackhouse MotoGP Team)が入り、アプリリア勢3台がトップ10入り。10番手はフランコ・モルビデリ(Pertamina Enduro VR46 Racing Team)だった。

トップ10圏外では、ホンダ勢最上位が13番手のジョアン・ミル(Honda HRC Castrol)。そのひとつ後ろの14番手には、選手権首位のマルコ・ベッツェッキ(Aprilia Racing)が続いた。ベッツェッキは静かなFP1となったが、プラクティススタートではややミスの目立つ場面もあった。

その後ろの15番手がマルク・マルケス。ゼッケン93は復帰初セッションということもあり慎重な走りに徹した。FP1終了後には予定されていたメディカルチェックを受け、週末残りのセッションへの出場許可が正式に下された。

代役参戦組ではミケーレ・ピロ(BK8 Gresini Racing MotoGP)が16番手、カル・クラッチロー(Castrol Honda LCR)は22番手だった。

MotoGP イタリアGP FP1結果(上位10名)

  1. ファビオ・ディ・ジャンアントニオ
  2. ホルヘ・マルティン
  3. 小椋藍
  4. マーベリック・ビニャーレス
  5. ジャック・ミラー
  6. ペドロ・アコスタ
  7. フェルミン・アルデゲル
  8. フランチェスコ・バニャイア
  9. ラウル・フェルナンデス
  10. フランコ・モルビデリ