ヨハン・ザルコ バルセロナ事故から100日超でアラゴンGP復帰へ

LCRホンダは、ヨハン・ザルコが8月28日から30日にかけて開催されるアラゴングランプリにMotoGP復帰を果たす見通しであると発表した。ただし、サーキットでの義務的な医療検査に合格することが条件となる。

ザルコは5月のカタルーニャGP第1コーナーで発生した多重クラッシュに巻き込まれ、左膝の靭帯損傷と同部位への深刻な火傷を負った。この事故にはルカ・マリーニとフランチェスコ・バニャイアも関与しており、ザルコの左脚がバニャイアのドゥカティのリアホイールに挟まれる形となった。当初は手術も検討されたが、最終的に保存療法が選択され、9月復帰の見通しが示されていた。しかし近週の回復が順調に進んだことで、復帰時期が前倒しとなった。

5月17日の負傷から既に96日が経過しており、アラゴンGPのフリープラクティス初日となる8月28日に出走すれば、離脱期間は100日を超える。リハビリ期間中、LCRはカル・クラッチローを代役として起用した。クラッチローは2020年にMotoGPを引退していたが、6戦に出場し、ハンガリーとオランダでは16位でフィニッシュするなど惜しい場面もあった。なお、ザルコが医療検査を通過できなかった場合に備え、クラッチローもアラゴンに帯同する見通しで、今季残り10戦に向けてコンディション維持に取り組んでいるとされる。

ヨハン・ザルコ

「膝の回復具合にはかなり満足しています。MotoGPバイクに乗り直せるくらい状態は良く、レースに戻ることをとても楽しみにしています。」

「スーパーモタードとCBRは、強度を上げて長いランをこなすのに非常に役立ちました。チーム、レース、パドックがとても恋しかったので、アラゴンに戻る日が待ちきれません。」